ソムリエがいるおすすめイタリアン「trattoria UGO」へ行ってきました！ ＠長崎市油屋町

※価格を修正しました(2023/8/9)。

こんにちは！
ながさーちの美食グルメライター、市原 伝です！

今回は油屋町にある「trattoria UGO(トラットリア・ウーゴ)」さんに伺いました。

ディナータイムのみの営業になります。
イタリアンといえばアラカルトメニューが多いですが、こちらは「コース料理」のみ。
(そのため前日までの予約が必要)

本格的なイタリアンのフルコースを楽しめますよ。

また、夜21時以降はワインタイムになります(詳細は後述)。

trattoria UGO(トラットリア・ウーゴ)について

場所は長崎市油屋町。
浜町アーケードからすぐです。
駐車場はありませんが、目の前には50台以上停められるコインパーキングもありますよ。
(なんとこのパーキング、18時～翌朝8時まで600円)

お店はご夫婦で営業されています。
ご主人がシェフ、奥様がホール担当です。
また、奥様はソムリエでもありますのでワインの知識は抜群。
料理に合わせたワインをおすすめしてくれますよ♪

以前、ながさーちにも掲載された「笹ゆり」さん、「アゲ太郎」さん、「万鍋」さん、「LesVosges」さんも近くにあります。

お店の詳細は店頭にも掲載されています。

「ディナータイム」と「ワインタイム」です。

現在のディナータイムは税込9,350円のコースのみとなっております。
⇒現在税込11,000円となっております(2023年8月9日現在)

ディナータイムは前日までの予約。
ワインタイムは来店前に必ず連絡してください。

来店すると右手にカウンター席。
お一人のお客さんも来られるそうです。
デートなどでも使えそうですね♪

左手には「テーブル席」。
今回は5人で伺ったのでこのテーブル席でした。

また、奥には4人用の個室もあります。
静かに食事を行うことが出来ますね。

出来るだけ地物にこだわった食材で提供されるコースの数々。
ぜひ堪能してください！

また、team NAGASAKI SAFETY認証店でもあります。

ある日のディナータイム

来店は令和4年(2022年)6月中旬。
男のみ5名で伺いました。
来店は19時からです。
21時30分過ぎに全て食べ終わりました(所要時間2時間30分くらい)。

ストゥッツキーノ(突き出し)

まずはストゥッツキーノ、日本風に言うと突き出しです。
「長崎産アジのクレスペッレ」でした。

クレスペッレはクレープのことで、クレープ生地に包まれています。

中には長崎産の鯵、自家製マヨネーズ、生で食べられる小さめの小松菜が入っていました。
アクの少ない小松菜、さっぱりとした酸味のあるマヨネーズに旬の鯵をクレープが包み込む。
一皿目から大満足の料理。

なおクレープ生地のおかげで腹持ちもするためお酒もしっかり飲めましたよ(笑)。

ワインはエミリア・ロマーニャ州のスパークリングワイン、ヴァルバジアという葡萄品種のワインを合わせました。
濾していないためワインの澱もそのまま、酸化防止剤も不使用のワインとのこと。

プリモ・ピアット(スープ)

プリモ・ピアット(スープ)として「島原産とうもろこしの冷製スープ」が出てきました。

とうもろこしの甘さが引き出された冷たいスープ。
少し入ったスパイスも良いアクセントとなっていました。

梅雨入りした頃でしたので暑さに湿度に厳しい頃でしたが、このスープが暑気を払ってくれました。

アンティパスト(前菜)

アンティパスト(前菜)で「長崎産イサキのサラダ」が出てきました。
これまた旬のお魚ですね。
イサキの上にはインゲン豆、スティックセニョール、アスパラガス、クレソンなど。
底にはニラで出来た緑色のソースがありましたよ。

野菜全ての処理が完璧。
程よい青臭さや苦さで、どれもパクパクといただきました。

残ったニラのソースが勿体なかったので…

出てきた「自家製パン」に絡めて食べました！

プリモ・ピアット(パスタ)

プリモ・ピアット(パスタ)として「黒毛和牛ラグーソースのスパゲッティ(手打ちピーチ)」が出てきました。

「手打ちピーチ」とはパスタ麺の種類でロングパスタのこと。
(地域によってはピンチとかピッチとか呼ぶそう)

歯応えがあり、讃岐うどんのような感じでした。

セコンド・ピアット(魚料理)

セコンド・ピアット(魚料理)は「長崎産甘鯛のソテーと柚子リゾット」でした。
柚子は長崎の多良見産とのこと。
無農薬の柚子だそうです。
下にはズッキーニのソテーも敷いてあります。

甘鯛の火入れが最高に良いです。
皮はパリっと、身はふんわり。
シェフとそのことを話したところ、焼くときに蓋をすることがポイントとのことでした。

セコンド・ピアット(肉料理)

セコンド・ピアット(肉料理)は「岩手産岩中豚ロースのポルケッタ」です。
豚肉に「牛蒡と小松菜の赤ワイン煮」を巻いて焼いてあります。
ポルケッタとはイタリアの伝統料理で骨なし豚のローストのこと。
中に色々詰めて焼くそうです。

お好みで粒マスタードを付けたり、キャベツの酢漬けを絡めて食べたりしました。
豚肉だけでも美味しいですが、マスタードを付けるとピリっと辛みが増しますし、キャベツの酢漬けを合わせると爽やかになります。

ドルチェ(デザート)

デザートは「シチリア伝統菓子カンノーロ」と、「かぼすソルベ」です。
カボスは大分産とのこと。

カンノーロの中身のクリームも自家製、こちらも多良見産の無農薬のレモンを使っています。
カンノーロはシチリアの伝統菓子です(日本では複数形のカンノーリという呼び名を使うことも)。

小麦粉の生地にたっぷりのクリームが入っています。
生地はサクっと、クリームは若干のレモンの酸味もあります。
おかげで食後に重たくなりすぎずいただきました。

かぼすソルベの方も酸味強く、ソルベ(=シャーベット)ということもありお酒で火照った体もクールダウン。

そして最後に「エスプレッソ」をいただき終了です。

会計は67,500円、1人当たり税込13,500円となりました。
(コース料理＋ワイン3本＋生ビール3杯)
※2022年(令和4年)6月現在の価格になります。

ドリンクについて

ビールが750円から、グラスワインは850円～(スパークリングは1,000円～)ありますよ。
食後酒やノンアルコールの飲み物も充実しております！

なお、ビールはクラフトビールの「よなよなエール」の生ビールをいただけます！

ボトルワインもありますが、ソムリエさんがいるので色々と相談すると楽しいですよ♪
味の希望や、この後のメニューとの合わせ方、または予算など色々と相談しましょう！
より楽しいディナータイムになります！

ワインタイム

詳細については、以前個人ブログにも掲載しましたので良ければご一読ください。
※ただし、2年前の記事のため価格などが一部変更になっています。

注意としては

• 必ず来店前に一度連絡
• ワインを楽しむ時間
• 料理は1品～3品(1～2品が多いそう)提供される
• 料理に関してはお客さんを見てシェフが出してくれるとのこと
  (食べるかどうか、年齢、性別など)
• しかし、その時にある材料での提供のためコース料理とは異なる

といった点があります。

店舗詳細

お店の地図、また詳細は下記のようになります。