現在クラウドファンディングで100人以上から支援されている長崎国際交流事業を営むNakama Nagasakiの代表 脇葵依さん

情報

長崎で頑張っている人を広めたい注目のヒト。今回は現在クラウドファンディングで開始1週間で100人以上から支援されている長崎国際交流事業を営むNakama Nagasakiの代表 脇葵依さんを取材しました。

プロフィール

脇葵依さん
2016年 Charlton Brown college 卒業
オーストラリアで保育士として勤務 2017年
日本に帰国後、訪問作業療法士として勤務、同時期に国際交流団体Nakama設立 2020年〜現在
作業療法士、国際交流事業、子どもの英会話、地方創生ラジオアシスタントパーソナリティなどパラレルワークを実践中。

経歴
長崎市出身
大学時代にカンボジアの孤児院を訪れた事をキッカケに小児作業療法士を志し、総合病院に就職。その後、海外でどのように障害を捉えているのか学ぶため退職し、オーストラリアで保育士の免許を取得し、保育園に勤務。その後、世界22か国巡り、長崎に戻ってくる。現在は医療職をしながら、障がいを抱えた子どもに向けた体験型のオンライン授業「ダイバーシティ学習プロジェクト」のクラウドファンディングの募集中。

【ダイバーシティ学習】
障がいを持った子どもに英語の体験型授業を実現したい!

 

なぜこのプロジェクトをやろうと思ったのですか?
学生時代にカンボジアの孤児院に訪れた時、子どもたちに「将来何になりたいの?」と聞いても返答がないんです。両親がいなかったり、テレビがなかったり情報を取り入れるものがないから夢さえも思い浮かぶことができない環境にショックを受けました。
そして「全ての人が障壁なく環境に左右されずに好きな教育を選択し学べる社会」を狭域でも実現したいと思ったことがきっかけです。
障がいを持つ子どもたちにフォーカスしたのは?

作業療法士として再び子どもたちと触れ合う時に、子どもたちが呟いた「どうせ自分にはできない。」という言葉が、私の心を大きく揺り動かしました。褒められた体験が少なく自信がない子どもたちのその言葉の裏側には、興味が あっても「学ぶ場所」や「指導者がいない」という問題があります。それら問題を解決するために、未来の可能性や能力を伸ばすことができる「ダイバーシティ学習プロジェクト」で子どもたちの学びの入り口にできたらと思います。

このプロジェクトができたら長崎に関係なく全国でできますね。

日本や世界を繋ぐ教育活動の第一歩にしたいです。まずは長崎から全国へ広げたいです。
ここで同じような悩みを抱えた子どもたち同士や家族が相談できるハブ(コミュニティ)にも成長していきたいと思っています。
そして私の人生の大きな目標は日本からどこでも学べる基盤を作り、発展途上国で環境に左右されず選択、学ぶことができるシステムを届けることです。

このプロジェクトをやる原動力はどこからきているのでしょうか?

理由は2つあります。
1つ目は根底から子どもと関わることが好きなんだと思います。「好き」が自分のエネルギーに代わっていると感じます。
2つ目はチャンスを掴むということ。時には1度しかこない機会があります。
このプロジェクトも「今だ」というタイミングを感じて全力で取り組んでいます。そうなるとちょっと体調が悪くても、体が勝手に動いて行動することができます。そして現在、多くの応援してくれる方々が周りにいることでさらに頑張ることができています。

取材後

今回はオンラインで取材させて頂きましたが、脇さんのパワフルさが画面越しに伝わってきました。しかし小さい頃は持病があり救急車で運ばれる経験も何度もしたとの事。
脇さんとお話しして「人は自分の考え方次第で人生を変えられる」と教えて頂いた気がします。これからやる「ダイバーシティ学習」で障がいを持った子どもたちが前向きに色々な考え方を持てるキッカケになると考えたら応援したいですね。
素敵なお時間をありがとうございました。

 

脇さんのクラウドファンディングはこちら。

【ダイバーシティ学習】障がいを持つ子どもに英語の体験型授業を実現したい!
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この記事を書いた人
ヒデキン

ながさーちライターです

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