長崎七不思議の一つ「寺はないのに大徳寺」で有名な、大徳寺境内にある「老舗きく水」に行ってみました。寒い日にピッタリ!ホカホカもちもちの梅ヶ枝焼き餅を堪能してきましたよ♪
籠町にある梅香崎神社 一の鳥居をくぐり、階段を頑張って歩きます(ゼェゼェ
階段を登り道なりに歩くとお店が見えてきました。
老舗きく水で梅ヶ枝焼き餅を注文する
老舗きく水は明治20年(1887年)創業。
お店の前ではレトロな看板と道具がお出迎え。戸の向こうにいたお店のお母さんに声をかけ、メニューの梅ヶ枝焼き餅1人前(4個入り)を注文しました。別名「大徳寺焼餅」とも呼ばれているとのこと。
注文を告げるとお母さんがお餅とあんこを取り出し一つずつ丁寧に作ってくれました。焼いている時はお餅の甘さと香ばしさが辺りに漂っていましたよ。
いざ、実食。箱を開けて取り出してみると…
私の手のひらにギリギリ収まる程度の大きな焼き餅。梅のマークが印象的です。
中を割ってみると…
あんこたっぷり!
昭和20年(1950年)からずっと変わらないこしあんを使っているそうです。
老舗きく水の周辺スポット
老舗きく水の周りにも見所スポットがいくつかありました。
こちらはお店の横に掛かっていたお店の年表。読んでいくと、お寺がないのに大徳寺と呼ばれる理由や、この辺りの過去の様子を知ることができます。
昔は梅ヶ枝焼き餅は3店舗あったのですが、今はきく水1店舗のみが残っています。
お店の隣には県指定天然記念物「大徳寺のオオクス」がそびえたっています。
このオオクスは推定樹齢800年前後とか。これまでどんな風景を見てきたのでしょうね。
またきく水のすぐ隣には大徳寺公園があります。そちらで焼きたてのアツアツ梅ヶ枝焼き餅をベンチに座っていただくことができました。
遠巻きからこちらを伺っている猫を伺い返しながら熱々のお餅を頬張りながらのんびりしていると、下校中の子供達の賑やかな声。
時間がゆっくり流れる感じでとても居心地の良い場所でした。
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。