【みジカなナガサキ】第5回 発達障害を知ろう!

みジカなナガサキ

子どもの個性は十人十色。

成長や発達にもそれぞれのペースがあります。

文部科学省の調査では、通常学級に通う小・中学生の約11人に1人が特別な教育的支援を必要としていることが明らかになりました。

この、特別な教育的支援を必要とする子どもたちの中には、発達障害の可能性がある子どもが含まれているといわれています。

発達障害は、その特性によって大きく3つに分類されます。

AD/HD<注意欠陥 多動性障害>は、じっとしていられないなどの多動、多弁、衝動的な行動などが見られます。

広汎性発達障害<自閉症・アスペルガー症候群>は、コミュニケーションの障害やパターン化した行動などが見られます。

LD<学習障害>は、文字の読み書きや計算など、特定の能力に著しい困難が見られます。

発達障害は、学校だけではなく、県民の一人一人が理解を深め、社会全体で向き合い、支援していくことが大切です。

そこで県では、関係団体と連携して啓発活動に取り組んでいます。

世界自閉症啓発デー2024 in長崎

大村市で、発達障害への理解促進を目的とした講演会が開催されました。

3歳の時に自閉症と診断された、深見 博さん。

講演会では、姉で作業療法士の庄 真実さんとともに、これまでの歩みをお話しされました。

[質問] 紙芝居について教えてください。

深見 博さん 「紙芝居は16歳の頃から始めました。拍子木を叩く音と声色の声を出すのが好きです」

[質問] 発達障害のある方との向き合い方について教えてください。

庄 真実さん「その人の存在をしっかり受け止めてほしいと思います」

「『自閉症の方ってこういう人なんだ』『こうすればこの方々はうまくいくんだ』という事を自分で見つけられるように、寄り添ってあげるという気持ちを皆さんで持っていただけたらと思います」

ペアレントメンター

皆さんは「ペアレントメンター」をご存じですか?

県では、発達障害のある子どもの子育てを経験し、相談支援に関する研修を受けた保護者をペアレントメンターとして認定しています。

長崎市にある「ペアレントメンターながさき」では、ペアレントメンターの派遣や個別相談に応じています。

[質問] 活動内容について教えてください。

ペアレントメンター 前田さん「主に小学校や支援センターに行って、保護者や職員の方々に相談会や講話をしています」

前田さん「個別相談では子どもの将来についての相談もあり、メンターの子育ての経験をお話しさせていただいています」

前田さん「相談者の方からは『子育てにおける先の見通しが持てた』という感想をいただいています」

ペアレントメンターへの相談や派遣のご要望は、長崎県ペアレントメンター事務局にお気軽にご相談ください。

長崎県ペアレントメンター事務局
電話番号:095-895-5229

発達障害への理解を深めて、互いに尊重し合える社会になってほシカ〜!
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
長崎県ペアレントメンター事務局

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