【みジカなナガサキ】第12回 農業大学校で学ぼう!

みジカなナガサキ

【長崎県の”いま”を伝える】
~ みジカなナガサキ ~

長崎県の重要な産業の一つが「農業」です。

その農業を支える人材を育成するための機関が、「農業大学校」です。

長崎県立農業大学校では、2年間の実践教育を通して、農業に関する専門的な知識や技術を学ぶことができます。

入学金や授業料は無料です。

諫早市に園芸学科、島原市に畜産学科があり、園芸学科は、野菜・花き・果樹の3つのコースに分かれています。

100年を超える歴史があり、これまで4,000名近くの卒業生を輩出しています。

卒業生は、就農はもちろん、県内の農協や農業法人、農業関連企業へ就職するなど、農業を支えるさまざまな分野で活躍しています。

農業に必要な資格の取得にもチャレンジできます。

農業大学校での学びの魅力を紹介します。

農業大学校 学生インタビュー

2人の学生にお話を聞きました。

Q.農業大学校に入学したきっかけについて

園芸学科 花きコース 山口海成さん「高校のときに花を触っていて、興味を持ったから農大に入学しました」

畜産学科 川村聖斗さん「畜産に携わるために必要な資格を取得したいと考え、入学しまし
た」

Q.現在学んでいることについて

山口さん「私は花き全般、鉢物や切り花などを学んでおり、特にカーネーションを中心に学んでいます」

川村さん「私は家畜人工授精の免許取得に向けての直腸検査を詳しく学んでいます」

Q.学校生活で楽しいことは?

山口さん「やはりご飯がおいしいことです。毎日3食のご飯がおいしいので、それが一番楽しみです」

川村さん「実家では両親とだけ農作業をしていたので、仲間と楽しく話をしながら作業するのがとても楽しいです」

Q.今後の目標について

山口さん「農家の人と人をつなげるような存在になりながら、農業関連の企業に就職するために、資格取得をがんばりたいです」

川村さん「私は実家(小値賀町)の繁殖農家を継ぎ、規模を拡大します。そして肥育にも挑戦して、小値賀牛というブランドを作っていきたいと思います」

農業大学校 卒業生インタビュー

続いて、農業大学校の卒業生にお話を聞きます。

JA長崎せいひで、営農指導員として働く田中さん。

祖父母のびわ栽培を引き継ぐために、果樹コースでびわの栽培について学び、現在は、びわ農家をサポートする仕事に取り組んでいます。

Q.農大で学んだことで、仕事に生かされていること

JA長崎せいひ 田中志帆さん「農業に関する基礎知識や、果実を収穫するまでの一連の流れを学ぶことができました。実際の現場では講習会で作物全般の管理方法を伝えたり、農家さんの畑に足を運んで生育状況を確認したりしています」

Q.今後の目標について

田中さん「しっかり勉強しながら、農家の方に頼ってもらえるような指導員になっていきたいです」

体験カレッジ開催

農業大学校では、7月12日(土)から13日(日)に1泊2日で「農大体験カレッジ」が開催されます。

収穫などの実習体験やトラクターの試乗体験、寮の宿泊体験など充実した内容です。

ぜひご参加ください。

また、令和8年度入学生の願書受付は、推薦入学試験は9月1日(月)から一般入学試験は10月24日(金)からスタートです。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。

農業分野で活躍する人たちがどんどん増えてほシカ〜!
シカだけに

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
長崎がんばらんばチャンネル
長崎県立農業大学校

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