こんにちは、メイです。みなさんは長崎の原爆落下中心地や、平和祈念像のある平和公園へ訪れたことはありますか?永井隆博士の執筆した本や、永井隆博士のことを歌っている「長崎の鐘」という作品がありますが、今回は平和公園にある「長崎の鐘」についてご紹介します。
1平和公園にある【長崎の鐘】概要
画像引用:長崎市
長崎の鐘は、平和公園にあるモニュメントです。原爆により亡くなった人達の冥福を祈るため、原爆投下から33回忌にあたる1977年に作られました。
被爆地だった場所には、魚雷や戦車などを生産する工場がたくさんありました。そこでは、動員学徒、女性挺身隊とよばれていた中学生や女学生がたくさん働いていました。
二度と原子爆弾が使用されないようにと願い、この鐘を鳴らし続けることによって平和の確立を世界に訴えるために作られた鐘なのです。
所在:平和公園内 願いのゾーン
建立者:長崎県被爆者手帳友の会 長崎県動員学徒犠牲者の会
建立年:昭和52年7月20日
2長崎の鐘の碑文について
画像引用:思いつくままに・・・
長崎の鐘よ鳴れ
長崎の鐘よ鳴れ
私達の肉親を奪った
私達のからだをむしばんだ
あの原爆が
いかに恐ろしいものであるか
あの戦争が
いかに愚かなものであるか
長崎の鐘よひびけ
長崎の鐘よひびけ
地球の果てから
果ての果てまでも
私達の願いをこめて
私達の祈りをこめて
3まとめ
画像引用:長崎市
現在も平和公園にはたくさんの人が訪れ、平和について思いを巡らせています。8月9日には平和祈念式典も行われている場所です。
二度とこの世界に原爆が使われることのないよう、平和の鐘を作った人たちの思いを受け継いでいきたいですね。