こんにちは!
ながさーちの美食グルメライター、市原 伝です!
今回は長崎市中心部、思案橋横丁(本石灰町)にある人気のフレンチ店、
「Le Comptoir De Genereux(ル・コントワール・ド・ジェネルー)」さんへ
行ってきました!
店名が長いので、お店の方に略称あるのか聞いたところ「ジェネルー」とのことです!
「ジェネルー」と呼べば一気に常連感が増しますね!
今年、令和5年1月10日で5周年を迎えたジェネルーさん。
特にランチが人気となっておりまして、現在ランチは3ヶ月待ちとのこと。
ディナーは週末は2ヶ月待ちとのことですが、平日だと空いてる日もあるそうですよ。
今回はランチに行ってきましたので、その食レポを記載します!
また、とても耳寄りな情報もありますよ♪
・略称は「ジェネルー」
・今年、令和5年1月で5周年
・ランチは3ヶ月待ち
・ディナーは週末が2ヶ月待ち、平日は空いてる日も
Le Comptoir De Genereux(ル・コントワール・ド・ジェネルー)について
場所は長崎市本石灰町。
色んな飲食店が多い町ですね。
その中でも飲食店さん、飲み屋さんが並んでいる「思案橋横丁(グルメ通り)」にお店はあります。
最寄り駅は長崎電気軌道、路面電車の思案橋電停です!
店内はカウンターが10席+4名の個室があります。
しかしカウンターでコミュニケーション取りながらお食事することが楽しいですよ!
そこは和食の板前料理に通ずるものがありますね。
ぜひカウンターをオススメします。
なお、ランチはカウンターのみです。
予約は電話のみとなります。
TEL:095-821-1888
では実際にお店の場所を見ていきましょう!
お店への行き方
思案橋電停から思案橋側に横断歩道を渡ります。
花屋さんとかがある側です(銀行とは逆側になります)。
※なお、、現在は思案橋という橋はありませんので特に県外の方はご注意ください!
(地名のみです)
思案橋側に渡ると、画像のように思案橋横丁の入口が見えます。
思案橋横丁を入って30mくらい進むと右手に看板が見えてきます。
画像のように「三海楼ビル」という建物の2階にあります。
中華料理の「康楽(かんろ)」さんの隣ですね。
お店の入口にはロゴマークの看板が出ています。
以前アップした「思案橋 美山」さんもすぐ近くにありますよ。
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1523.jpg)
暖簾をくぐり階段を昇ると店舗入口が見えます。
ランチについて
ランチはコース料理で現在4,200円(税別)のみになります(令和5年3月現在)。
要予約となります。
なお、令和5年1月から価格改定となっております。
また、お席はカウンター席のみとなります。
現在3ヶ月待ちの状態となっておりますのでお気を付けください。
私の経験では3ヶ月先でも曜日によっては埋まっている日も多々あります!
候補日をいくつか決めてから予約した方が良いかと思います。
また、予約時にはアレルギーの有無も聞かれますので事前に確認しておいてください。
ディナーについて
ディナーはコース料理で現在10,000円(税別)のみになります(令和5年3月現在)。
なお、ランチ同様に令和5年1月から価格改定となっております。
こちらも要予約です。
予約状況としましては週末は2ヶ月待ちとのこと。
しかし、平日ですと日によって空いてる日もあるとのことです!
こちらも予約時にアレルギーの有無の確認がありますよ!
8月2日オープン…テイクアウト専門店!?
耳寄り情報としてなんと、4月上旬にテイクアウト専門店をオープン予定とのこと!
場所はお店の1階を予定されているそうです。
こちらはまた情報がわかり次第アップしたいと思います!
8月2日にオープンしました!
ぜひお立ち寄りください!!
・思案橋横丁(グルメ通り)内にある
・ランチは税別4,200円コースのみ(要予約)
・ディナーは税別10,000円コースのみ(要予約)
・8月にテイクアウト専門店をオープン
ある日のランチ
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1551.jpg)
伺ったのは3月中旬の12時から。
なお、前回来店時の12月に予約しておりました。
ランチのコース構成は
- オードブル2品
- スープ
- パン
- 魚料理
- 肉料理
- デザート
といった感じです。
金額が上がりましたが、オードブルが2品になっていたりと変更もあるようですよ。
2人で伺いましたが、会計は税込11,550円となりました。
内訳は
コース料金税込4,620円×2人+グラス白ワイン1杯+グラス赤ワイン1杯
です。
オードブル
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1530.jpg)
まずはオードブルから。
2品でてきますが、オードブル1品目は「諫早産 飯蛸(イイダコ)」でした。
調理法としてはまずボイルしたあとにマリネ。
色を良くするためにボイル時にはお茶の葉と一緒にボイルしてるそうですよ。
(カテキンで色良くなるそう!)
飯蛸の上には二十日大根(はつかだいこん)の甘酢漬け、香草のセルフィーユが。
仕上げに粗挽き胡椒とオリーブオイルがかかっています。
ちなみに合わせたワインはフランスのアルザス地方(葡萄品種リースリング)の白ワインです。
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1536-e1678979310488.jpg)
オードブル2品目は「宮崎県産西目良サーモンのマリネ」です。
菜の花と茄子のマリネ、アボカドのソース、自家製海老チップを添えて。
また、上に赤玉葱の甘酢漬け、セルフィーユ、菊の花を乗せてからオリーブオイルをかけて、仕上げに檸檬の皮を削っています。
周りにはバルサミコ酢を煮詰めたもので線を描いています。
西目良サーモンは鱒(ます)の一種で宮崎の西目良村という場所で育てられているサーモンとのこと。
サーモンのマリネは香草や塩などで一晩漬け込んでいるそうです!!
添えられている「茄子のマリネ」が凄くジューシーでした。
お尋ねすると揚げ焼きしてマリネにしてるとのこと。
そのためかとてもジューシーに仕上がっていました。
茄子と油ってめちゃ相性いいですよね。
「アボカドのソース」は柑橘類とオリーブオイルのみで仕上げているそう。
「自家製海老チップ」は茂木産の海老の殻を煮詰めて粉砕してパウダー状にした物を葉の形に成形しているとのことです。
いわゆる「えびせん」をイメージしているそう。
海老の濃厚な香りがしましたよ!
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1538.jpg)
パンは焼きたてが2種あります!
スープやソースと絡めても良いですし、添えられているものを付けても良いです。
左から塩、スパイスとナッツ、オリーブオイルとなっています!
スープ
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1541.jpg)
スープは「南島原産新玉葱のスープ」です。
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1544.jpg)
蓋付でこのような素敵な器で提供されました。
というか全体的に器が素敵!
有田焼のようですね。
スープは新玉葱が非常に水分が多いため、水は一切入れずにバターと塩のみで作られたそう。
仕上げにオリーブオイルと胡椒、そして刻んだ小葱を乗せています。
一口食べると…「あま~い!そして旨いー!!」
新玉葱の甘みが溢れて濃厚なのに優しい味わいです。
もちろん甘みは砂糖ではなく新玉葱の持つ甘さとのこと。
魚料理
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1546-e1678979277465.jpg)
魚料理は「五島産甘鯛の鱗焼き」です。
下には大根を炊いたもの、ブロッコリーのボイル、上にはそのブロッコリーのスプラウトの部分を添えています。
ソースは甘鯛のアラと赤ワインを煮詰めた物、仕上げに高知県産山椒がかかっています。
この高知県産山椒が赤ワインに合うということと、ソースにも赤ワインを使っていると言うことで、赤ワインを。
こちらもフランスのアルザス地方の赤ワインで品種はピノノワールになります。
ワインと甘鯛、ソースがお互いを邪魔せずに合いますね~。
甘鯛の鱗のパリパリ具合もたまりません!
肉料理
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1552.jpg)
肉料理は「宮崎県産季じょん山豚のバラ肉のカルボナード」です。
下にはジャガイモのピューレ、玉葱とアスパラガス、黒田五寸人参、榎のソテーが。
野菜は全て島原産(南島原を含む)とのこと。
季じょん山豚は宮崎の山奥、木城町と川南町で飼育されている豚で、木城町の「きじょう」が訛って「きじょん」となったそうです。
カルボナードはベルギー料理の郷土料理でビールと煮込むそう!
一緒に八角(スターアニス)などのスパイスも煮込んでいましたよ。
多分クミンも入っていると思います!
他にもポンカンの皮も一緒に煮込んでいるそう。
マーマレードみたいな感じになりますね♪
豚肉はナイフが必要無いくらいホロホロ。
箸でも簡単に切れます。
味も…どことなく豚の角煮のようなニュアンスが。
店主も豚の角煮をイメージしているとのことでした。
付け合わせの野菜も旨い!
特に人参の甘み、旨味がたまらん。
なんと、5時間かけてじっくり火を通したそう!
黒田五寸人参というブランド人参自体も甘みがありますが、この調理法でより甘みが際立ったかと思います。
デザート
![](https://nagasaki-search.com/wp-content/uploads/2023/03/s-DSC_1559-e1678979289192.jpg)
デザートは「チョコレートのムース、チョコレートのジェラート、長崎産さちのかのコンポート」です。
ミントが添えられています。
コンポートはアルコールを使わずに優しく仕上げられています。
2種類のチョコレートデザートはふんわりしたムースとひんやりしたジェラート。
この組み合わせが面白い!
そしてそこに優しい酸味のさちのかのコンポート!
大満足のデザートでした。
なお、デザート中にエスプレッソが出てきて終了となりました。