小野原本店から、ちょっと珍しい新商品が登場!
安政六年(1859年)創業、長崎・築町の老舗からすみ店「小野原本店」さんから、新商品が発売されました。
その名も「からすみ屋のおやこんふぃ」。
なんと、ボラとからすみを“親子”で使ったユニークな一品です。
「からすみ屋のおやこんふぃ」って?
からすみといえば、小野原本店。
創業160年以上、からすみにこだわり続ける名店が、新しく手がけたのがこの「からすみ屋のおやこんふぃ」です。
ポイントは、「ボラ(親)」と「からすみ(子)」を一緒に使っているところ。
ボラの身をごろっと使い、そこにからすみをたっぷり合わせて、低温でじっくりオイル漬けに。
“親子”のうま味がぎゅっと詰まった、ちょっと贅沢な瓶詰です。

もともとボラは、関西などでは高級魚として親しまれ、落語にも登場するほど身近な存在だったそう。
ただ、うろこが硬かったり、イメージが先行して敬遠されたりで、近年では未利用魚として扱われがちに。
でも実は、沖のきれいな海で育ったボラは脂がのっていてとても美味しい魚なんです。
「そんな美味しさを、もっと多くの人に知ってほしい」という思いから生まれたのが、今回の新商品。
からすみの濃厚な旨味と、ボラのやさしいコク。
“親子”が手を取り合って、まったく新しいごはんのお供ができあがりました。
実際に食べてみました
瓶のふたを開けると、ふわっとからすみのいい香り。
スプーンですくうと、思った以上にしっかりとした身がたっぷり詰まっていて驚きました。
まずは、炊きたてのごはんにのせてひとくち。
……おいしい!!
からすみの味がきちんと感じられるけど、しょっぱすぎない。
ごはんとの相性が抜群です。
そして何より、ボラのほぐし身がしっとりしていて臭みもまったくなし。
魚に詳しくない人でも「これ何?美味しいね」と言いたくなるような味わいです。
瓶詰のオイルもさらっとしていて、魚の旨みがしっかり染み出しています。
このオイルだけでもパスタやサラダに使えそう。
個人的には、冷やしたきゅうりにのせたり、冷奴にちょこんとのせて食べるのもおすすめ。
程よい塩気なので、和洋問わずいろいろなメニューに活用できそうです。
商品情報

商品名:からすみ屋のおやこんふぃ
価格:税込1,728円
内容量:80g
原材料:ぼら(国産)、食用植物油脂、からすみそぼろ、食塩、刻みにんにく
賞味期限:製造より約1年(冷暗所保存)
販売場所:小野原本店 店舗(長崎市築町3-23)/オンラインショップ 他
伝統を大切にしながらも、時代に合わせて進化を続ける小野原さんならではの商品。
ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。
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