中江ノ島とは

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つ〈中江ノ島〉は、長崎県平戸島北西岸の沖合2kmに位置する長さ400m、幅50mの島で現在は無人島となっています。
現在は、上陸禁止となっているので遠くから眺めることしかできません。

2010年に「平戸島の文化的景観」として国の重要文化的景観に選定されています。

生月や平戸島西岸の潜伏キリシタンにとって、岩からしみ出す聖水を採取する「お水取り」が行われる重要な聖地で、現在も中江ノ島は「サンジュワン様」、「御三体様」、「おむかえ様」などと呼ばれています。

【カミロ・コンスタンツォ神父】
江戸時代に、生月島で宣教活動をしたイエズス会宣教師。
1614年にマカオへ追放されるが、1621年に再潜入して平戸一帯で宣教を行いました。
翌年、宇久島で捕らえられ、田平の焼罪(やいざ)で火刑に処せられました。
カミロ神父に協力した生月島の多くの潜伏キリシタンが処刑された場所が中江ノ島です。

 

焼罪史跡公園

カミロ神父はこの焼罪の岬で火刑に処せられ、殉教した跡地です。
「殉教の碑」が建てらて、その周囲は洋風庭園となっています。

焼罪史跡公園
住所:平戸市田平町野田免210
TEL:0950-22-4111(平戸市役所観光課)

 

世界遺産候補 中江ノ島漁船クルーズ

今夏、実施される中江ノ島を周航する観光クルーズを紹介します。

潜伏キリシタンの聖地で、初となるこの観光クルーズは、中江ノ島の周りを一周し、潜伏キリシタン遺産の構成資産に含まれる平戸島の「安満岳(やすまんだけ)」を望みながら生月大橋の下を巡るツアーとなっています。

平戸の聖地と集落①【春日集落と安満岳】についてはコチラ

世界遺産候補 中江ノ島漁船クルーズ
期間:2017.7.22〜8.10の前後に10~15日間程度
所要時間:約50分
定員:10人
乗船料:2,500円/人 ※要予約
TEL:0950-23-8600(平戸観光協会)