長崎名物と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、カステラやちゃんぽん・皿うどんではないでしょうか?
でも、長崎にはまだまだ美味しいグルメが存在します!
今回は長崎発祥のグルメや、長崎ならではのスイーツなど、長崎に来たら食べておいて欲しいグルメ8選をご紹介します♪
食べずに帰れない!長崎発祥のグルメ3選
①卓袱料理
画像引用:ながさき旅ネット
卓袱料理は約400年前に、唐人から伝わって来たと言われています。円卓に並べられている大皿から、各々で料理を取り分けるのが基本の様式です。中国からの影響を受けているようですが、オランダやポルトガルと交流があったためか、テーブルには和食・中華・南蛮料理が並ぶようになりました。これが長崎の文化「和・華・欄」料理となりました。
★卓袱料理の豆知識★
料理が揃ったら女将さんが登場し、「御鰭(おひれ)をどうぞ・・・」という言葉をかけます。これが料理を食べ始める合図です。お吸い物のことを御鰭(おひれ)というのですが、乾杯などもお吸い物をいただいた後に行うのがマナーです。
②トルコライス
一般的にはピラフ、スパゲティ、トンカツがひとつのお皿に盛られた料理です。名前にトルコが入っていますが、長崎のご当地グルメです。
トルコライスには様々な種類があり、ピラフがチキンライスだったり、ナポリタンがクリーム系のスパゲティだったり、トンカツではなくハンバーグや和牛が乗ったものなどお店で個性が違います。
見た目どおりボリュームいっぱいで食べ応えがありますよ~!
③食べるミルクセーキ
長崎で発祥したミルクセーキは飲み物ではなく、シャーベット状になっていて、フローズンデザートとして食べられています。スプーンですくって食べるのが長崎のミルクセーキ。坂道の多い長崎で、汗だくになって行き来する人を見て喫茶店で考案されました。
カステラやちゃんぽんと同様に地元の人に愛されているグルメのひとつで、観光向けのお店でも人気のあるメニューですよ♪
長崎ならではのスイーツグルメ2選
①ちりんちりんあいす
眼鏡橋や新地中華街、グラバー園など長崎市内の観光地で、移動式の屋台を使ってアイスを販売しています。昔は鐘を鳴らしながら販売していたので、鐘の音から「ちりんちりんあいす」と呼ばれるようになりました。
ヘラを使って薔薇の花びらのようにアイスを盛ってもらうこともでき、見た目も楽しめます。
長いところでは創業から60年近くの業者もあり、歴史が深いんですよ。観光地で一休みする際には、ぜひその味を堪能してみてください♪
②シースクリーム
長崎で生まれたオリジナルのケーキです。ケーキには生クリームの他に、カスタードをスポンジで挟んでいるのが特徴で、昭和30年代に長崎の洋菓子店「梅月堂」で初めて販売されました。
梅月堂では「シースクリーム」ですが、他店では「シースケーキ」という名前で売られていることが多いです。甘過ぎない上品な味で、現在でも長崎の人に愛されているケーキですよ^^
まだまだ紹介したい!長崎の名物3選
①角煮まん
卓袱料理の一品だった「東坡肉(トンポーロウ)」を、手軽に食べられるようにとアレンジされたのが、岩崎本舗の「長崎角煮まんじゅう」です。長崎の郷土料理として親しまれていて、おやつのような感覚でよく食べられています。
御当地のお土産としても人気のあるグルメなので、観光地だけじゃなく空港などでも手に入りやすいです。
とろけるような柔らかい角煮が絶品です。
②ハトシ
卓袱料理の中の一品で、食パンにエビのすり身などを挟み油で揚げたのがハトシです。長崎には、明治時代に中国から伝わってきたと言われています。家庭料理として広がっていくと、エビの他に魚のすり身を使われるようにもなりました。
ハトシロールと言って棒状に丸められたハトシも販売されており、お手軽に食べやすくなっていますよ♪
アジのすり身が使われていて、チーズ味もあるのでおやつにもピッタリです。
③バンザイサイダー
日本で初めて大量生産された飲料水が、バインザイサイダーと言われています。現在は復刻版が販売されており、以前は明治37年から15年間だけ長崎港の近くで作られていた御当地サイダーです。原料には砂糖・香料・酸味料しか使っておらず、シャンパンの風味で品の良さを感じます♪
グラバー園や観光地のカフェ、一部のコンビニでも手に入ります。約100年前の味わいを復刻させたサイダー、ぜひ飲んでみてくださいね!
いかがでしたか?長崎にはまだ美味しいものはいっぱいありますが、まず何を食べるかべきか悩んだ時には、参考にしてください^^