日本初の食の世界遺産に認定されたのが、長崎県雲仙市の岩崎さんが作られている「雲仙こぶ高菜」です。TBS系列のマツコの知らない世界でも紹介されましたね!
高菜を高菜漬けでしか食べないなんて高菜に失礼!!紹介者さんが興奮してそんな語るほど♪
どのようにして食べる?どんな特長があるの?などなど、雲仙こぶ高菜を紹介していきます!
超希少!「食の世界遺産」に日本で初めて認定!
世界160か国以上の伝統的な食文化を守る国際組織「スローフード協会」で、絶滅しそうになっている野菜などの食材を「食の世界遺産」に認定しているのですが、
日本で最初に認定されたのが、雲仙こぶ高菜というわけなんです!
※雲仙こぶ高菜を含む8品が同時に登録。
現在、日本では50もの「味の箱舟」が登録されています。こういった取り組みから「食の世界遺産」と呼ばれており、雲仙こぶ高菜は日本で初めて認定されました。
雲仙こぶ高菜の歴史
今でこそ、シャキシャキした食感で人気の雲仙こぶ高菜ですが、絶滅の危機にありました。戦後、雲仙で栽培されていましたが、収量性が低いことなどから徐々に生産されなくなりました。
ついには、原種がなくなっていたと思われた雲仙こぶ高菜ですが、岩崎さんという農家の方がたまたま自生しているのを発見!そこからプロジェクトチームが結成され、復活させることに成功したというわけです。
雲仙こぶ高菜について栄養、特長など
雲仙こぶ高菜とは、一般的な高菜とは異なり、アクが少なくビタミンCも豊富。かつ、生でもおいしいアブラナ科の食材です。
普通の高菜はアクが多く出るので漬物でしか食べられませんので、生でも食べられるという点が雲仙こぶ高菜の特徴です。
また、名前のにもある「こぶ」は、茎付近に形成され、寒さで割れてしまうこともがあり、こぶを大きく育てることは難しい。
どうやって食べる?雲仙こぶ高菜
雲仙こぶ高菜の生産時期は12月~3月。この期間だと、生のままサラダや油炒めなどで食べることができます。
また、雲仙こぶ高菜漬けという、天然の塩に付け込んだ商品も出ているので、天ぷらやパスタに和えたりなど色んな使い道があります。
ぜひ食べてみたいですね!