【長崎ランタンフェスティバル】和華蘭文化を巡る観光案内 | モデルコース

長崎ランタンフェスティバル

旧暦の1/1~1/15に開催される中国の旧正月を祝うお祭りです。
春節と元宵節を組み合わせた「灯籠祭」として長崎新地中華街で行われていたものが、「長崎ランタンフェスティバル」として規模も拡大され、年々盛り上がりを増している一大イベントです。

観光案内基礎情報

今回観光案内したのは、定年退職をされて九州旅行中のご夫婦。長崎は初めてとのこと。長崎滞在は2泊3日ですが、1日目の夕方に長崎に到着し、3日目の朝には長崎駅を出発し、島原から熊本へ向かうという旅程でした。タイムスケジュールとともにご紹介します。

【1日目】ランタンフェスティバルの夜を満喫


17:00 長崎駅到着
17:30 セトレグラバーズハウス check in
17:45 湊公園/新地中華街
18:45 浜んまち
19:00 興福寺
19:20 眼鏡橋
19:30 夕食 (おふくろ居酒屋さとの家)

オランダ通りからスタートし、中華街、浜んまち、寺町通りへとほぼ一本道でありながら和華蘭文化を凝縮したような観光ルートを辿っていきます。

まずは、宿泊先であるセトレグラバーズハウスにチェックイン。外国人居留地エリアとして洋風建築が残る南山手に位置します。

オランダ坂を横目に、オランダ通りを抜けて、ランタンフェスティバルのメイン会場である湊公園へ向かいます。

湊公園

磁器を使ったものなど豪華絢爛なランタンの数々。
特設ステージが設けられ、様々な演舞や催しで楽しませてくれます。

そして、ここでひときわ目を惹くのが本物の豚の頭部がズラリと並ぶ、関羽を祀った祭壇です。中央には子豚の丸焼きも。
時間によっては少し並びますが、竹線香をあげることをおすすめします。異様な空気感に文化の違いを感じる貴重な時間となりました。

この時期の日没がだいたい17時45分頃。
祭壇に並びながらランタンを眺めているうちに日も暮れてあたりはより幻想的になってきました。

新地中華街

銅座川に架かるピンクのランタンはとてもキュートで幻想的!

そして、中華街のもうひとつの楽しみは食べ歩き!
夜の中華街は特に人でごった返していますが、湊公園に屋台も出ています。

特に食べてもらいたいのがこれ!
ここでは、小腹を満たす程度に。

ハトシロール/かまぼこ長崎一番 籠町本店
角煮まんじゅう/岩崎本舗 西浜町店 観光通り店
ごま団子/蘇州林

浜んまち

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浜市アーケード街は天井を覆い尽くすほどの真っ赤なランタン。
浜屋デパート前では、縁結びの神様である月下老人の姿も見られます。
「赤い糸のお守り」が販売されており、一本を月下老人の横に結び、もう一本を身につけることで良縁を招くとされています。

興福寺

江戸時代初期に創建された3つの唐寺のうちの一つであり、福済寺と崇福寺を加えた長崎三福寺として親しまれるお寺です。
興福寺大雄宝殿は国の重要文化財に指定されています。
中国工匠の手になる純粋の中国建築で、巧緻な彫刻、華麗な彩色、組子の丸窓等美しく、見応えがあります。
これまでの賑わいとは打って変わって、とても静かで穏やかに拝観できるおすすめの場所です。

眼鏡橋

眼鏡橋をはじめとした石橋群が風情ある景色を残す中島川も、この時期はランタンで彩られ、普段とはひと味違った長崎の魅力を演出してくれます。

おふくろ居酒屋 さとの家

新鮮な魚介と長崎の酒!
夜の眼鏡橋が一望できる窓辺のカウンターはデートスポットにも。確実に座りたいときは予約をおすすめします。
とっても話好きで愉快な店主が迎えてくれます。
その日仕入れたお魚で作る長崎らしい家庭料理が魅力!さとの家特製五色納豆が私のお気に入り。

他にも、孔子廟、唐人屋敷、崇福寺などなど立ち寄りたいところはたくさんありますが、限られた時間の中、変化のある街並みを存分に堪能できるコースになったと思います。

【2日目】潜伏キリシタン関連遺産群を巡る


09:00 セトレグラバーズハウス出発
10:00 出津教会/大野教会/黒崎教会
12:30 昼食 ちゃんぽん (セイラーマン)
14:00 稲佐山
15:00 大浦天主堂
15:20 グラバー園 (旧自由亭/長崎伝統芸能館)
19:00 出島ワーフ

外海地区

2日目は潜伏キリシタン関連遺産巡りです。
車で外海町へ。有料道路を使って45分程度です。
すべてをまわると丸1日かかるので、午前中のうちに見てまわろうと思うと、だいたい3〜4カ所に厳選する必要があります。
事前連絡やミサの確認などが必要になるところがあるので、次のサイトをご参考に計画を立てましょう。

外海観光サイト そとめぐり
http://www.kanko-sotome.com

私たちがこの日ピックアップしたのは、出津教会堂、大野教会堂、黒崎教会堂の3つです。
その他、道の駅夕陽が丘そとめで小休憩。
海なし県から来られていたこともあり、その抜群のロケーションも喜んでもらえました。
ドロ神父によってもたらされたものはキリスト教に限らず、暮らし、文化、教育、技術を含めた多くの教えがあったことがわかります。

出津教会堂

大野教会堂

黒崎教会堂

出津教会堂では、潜伏キリシタンが歩んできた背景から大浦天主堂での信徒発見に至る経緯を、スタッフの方がとても丁寧に解説して下さいました。
午後から向かう大浦天主堂への期待感が膨らみます。

ちゃんぽん/セイラーマン

facebook : セイラーマン

まちなかに戻る途中で立ち寄れるのがセイラーマン。こちらで美味しいちゃんぽんが食べられます。やはり、長崎に来てちゃんぽんを食べないわけにはいきません!

稲佐山

長崎市街地を一望できる稲佐山山頂は、長崎の独特な地形や港町として栄えた歴史的背景を理解するうえでもぜひ訪れて欲しい場所。昨日歩いたルートも一目瞭然です。
晴れていれば、雲仙、天草、五島列島まで望むことができます。
今回は訪れることができなかった平和公園の平和祈念像もここから確認!

大浦天主堂

画像引用:https://nagasaki-oura-church.jp/archives/192

日本に現存する最古のキリスト教建築物。
国宝です。
日本で唯一、小バジリカの称号を与えられています。
大浦諏訪神社、妙行寺が近接しており、祈りの三角ゾーンと呼ばれ、ここでも長崎特有の文化を実感することができます。

さらに、グラバー園への入場は、祈念坂を上がり、第2ゲートの利用もオススメです。大浦天主堂の横顔を間近に見れると同時に、長崎らしい異国情緒漂う路地裏の世界が広がります。

グラバー園

グラバー園をまわるうちに夕暮れ時に差し掛かります。私は夕陽に染まるこの時間の長崎が大好きです。園内にはカステラが食べれるカフェもあるので、時間の経過とともに移りゆく長崎の景色をゆっくりと楽しみましょう。

旧自由亭 (喫茶室)

http://www.glover-garden.jp/pick-up/tea-room
日本人シェフ初の西洋レストランとしてオープンした歴史ある建物をグラバー園内に移築復元した趣きあるレトロ喫茶。カステラに加えて24時間かけて抽出されたダッチコーヒーが自慢。

長崎伝統芸能館

http://www.glover-garden.jp/gardenmap/ntpa-center

館内では長崎くんちに奉納される龍踊りの白龍、青龍や傘鉾などが展示されているほか、迫力の映像で長崎くんちをご紹介。
この2日間で長崎の文化的な理解を深め、さらに興味を持ってもらえたようで、くんちの時期にまた遊びに来たいと言ってもらえました。

出島ベイサイドエリア

出島は、鎖国時代に唯一の玄関口として、西洋との文化や技術の交流があった場所。
その扇のヘリに沿って波止場へと向かいます。
ベイサイドからの夜景を楽しみつつ、夕食は長崎港で海鮮三昧。
海沿いを少し散歩してホテルへ戻るということで、私たちはここで別れました。

【3日目】島原から熊本へ

09:00 長崎駅出発
JR長崎駅アミュプラザ1Fの長崎おみやげ街道はとっても充実しています。8:30から営業しているので、最後にお土産を買ってお見送りです。

福砂屋:ランタンフェスティバル限定パッケージ2017

ちなみに、長崎から島原まではJRと島原鉄道を乗り継いで約2時間、島原外港から熊本港までフェリーで30分の道のり。途中、島原散歩を楽しむ余裕もあったとか。

ながさーち参考記事-島原

まとめ
長崎は、歴史や文化を感じられる場所や通りが多く残るまちだと思いますが、ランタンフェスティバルと長崎くんちの時期は、その印象がより色濃くなります。
互いに影響を受け、発展してきた特異な歴史的背景から放たれる異国情緒をぜひ様々な角度から満喫していただきたいと思います。

宿泊先 セトレグラバーズハウス

歴史ある南山手地区に位置する可愛い洋館テイストのホテル。長崎に関する多くの書籍を揃える居心地の良いラウンジと美味しいケーキは、カフェとしての利用もおすすめしたい。
http://www.hotelsetre-nagasaki.com

ランタンフェスティバルは毎年の開催日程がズレます
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