【長崎県の”いま”を伝える】
~ みジカなナガサキ ~

会社やお店を次の世代へ引き継ぐ、いわゆる「事業承継」。まだ先の話と思っている方も多いと思います。

実は長崎県では、後継者がいない企業の割合が59.2%と全国平均を上回るなど、事業承継が大きな課題となっています。
事業承継には後継者の育成も含めて3年から10年を要すると言われています。

実際に、事業承継を進めている企業へ取材してきました。
山内造船株式会社(平戸市)

訪れたのは、平戸市の山内造船株式会社です。

1907年の創業以来、100年以上にわたり船造りを支えてきました。

山内怜さんは、長い歴史を次の世代へつなぐため、父であり会社代表の山内英雄さんから事業を引き継ぐべく準備を進めています。
山内さん インタビュー


Q.家業を継ごうと思ったきっかけ
山内造船(株) 山内怜さん「元々は佐世保市役所で公務員として働いていました。当時から家業を継ぐことを漠然と考えていましたが、転機になったのは父が病気で入院したことです」


山内さん「入院中も病室で会社のことを気にかけて仕事をする父の姿を見て、『会社を守ることは人生をかけて働くことだ』と実感しました。その姿を見て、家業に戻る決意をしました」

Q.会社の将来に向けた取り組み
山内さん「今取り組んでいるのは、人材育成やDX、新しい事業への挑戦など、会社の未来づくりに関わることにも取り組んでいます」


Q.事業承継に取り組んでみて
山内さん「事業承継は、社長という役職を引き継ぐことだけではないと感じました。技術や経営の考え方、お客さまとの信頼関係、社員との関係、地域とのつながりなど、時間をかけて受け継いでいくものが本当にたくさんあります」

山内さん「後継者が決まっている会社でも、将来について話し合う時間を持つことが、円滑な事業承継につながると思います」
長崎県事業承継・引継ぎ支援センター(長崎市)


山内さんが利用した「長崎県事業承継・引継ぎ支援センター」では、 長崎県内唯一の公的専門相談窓口として、事業承継計画づくりのサポートや第三者への承継に向けてのマッチング支援など、ワンストップで対応します。
永野さん インタビュー

長崎県事業承継・引継ぎ支援センター 永野厚さん「全国の中小企業の経営者の調査によりますと、後継者育成には3年以上かかるという調査も出ております。経営者が元気なうちに、計画的に後継者対策を進めることをお勧めします」

永野さん「長崎県内全域を、オンラインを含めまして直接ご相談に対応させていただいております。お電話でもホームページを通じても、お気軽にご相談お願いいたします」

Q.センターに相談してみて
山内さん「第三者だからこその視点でアドバイスをいただけたことで、親子だけでは気づけなかったことも多く、安心して事業承継を進めることができています」

山内さん「これから事業承継を考える方も、一人や家族だけで考え込まずに、まずは気軽に相談してみることをお勧めしたいです」
事業承継セミナー、支援補助金のお知らせ

長崎県では、事業承継を後押しするさまざまな支援を行っています。
9月14日(月)には、事業承継について考えるきっかけとなるセミナーを開催します。

また、専門家への相談費用や、承継後の新たな事業展開に必要な設備投資、新商品開発などを支援する補助金も用意しています。
事業承継や中小企業向けの支援施策の情報などは、長崎県経営支援課のウェブサイトをご覧ください。

大切な家業を次の世代へつなぐために、できることから始めてほシカ〜!
シカだけに笑!
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・長崎がんばらんばチャンネル
・山内造船株式会社
・長崎県事業承継・引継ぎ支援センター
・9月14日(月)開催!事業承継セミナー
・令和8年度「事業承継促進・後継者事業展開支援補助金」について
・長崎県経営支援課


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