長崎の街歩きのあいまに寄りたいレトロカフェ

長崎には西洋文化を感じることができる喫茶店や世代を通して通える喫茶店があります。
観光や街歩きの合間に立ち寄れるお店を紹介します。

自由亭-グラバー園

グラバー園の中にあるカフェ。日本で初めての西洋料理のレストランとしてオープン。日本人初の西洋料理店シェフとなった草野丈吉さんのレストラン「自由亭」の建物を現在では喫茶室として使用されています。

窓際からは長崎の港を一望できます。

珈琲は長崎市役所横の「囁き坂」のダッチコーヒーです。オランダ人が考案した水出しコーヒーは、適切に焙煎された豆から24時間かけて、抽出されたコーヒーです。
香りと濃密な味はウイスキーのような奥深さを感じることができる味です。

アンティック喫茶＆食事 銅八銭

昭和51年創業の老舗店〈銅八銭〉は、トルコライスやミルクセーキを楽しめるお店です。

映画や取材などで度々メディアにも乗ることがある有名店です。

入り口には西洋甲冑がたっていて目立っていますが、店舗の中は落ち着いた家具でカウンターもありおしゃれな喫茶店です。

珈琲 冨士男

小説の一説にも出てくる、戦後間もない頃から地元の人が通っている喫茶店。
店内には歴史を感じる使い古されたイスが並び、壁のタイルは時代を感じる模様です。

タマゴサンドやフルーツサンドが有名です。
ミルクセーキも食べることができます。コーヒーもよく焙煎された豆で、しっかりとした味で美味しいです。

セヴィリヤ　松翁軒

長崎に来なければ買うことができない、でも長崎では福砂屋や文明堂と並び愛され続けているカステラの名店が運営する喫茶店です。

照明や家具、ガラスの窓枠など歴史を感じることができ
店内にはこだわりの焼き物が展示されているのも長崎らしい、西洋文化とあいまって異国情緒あふれる喫茶店です。

松翁軒の本店の２Fにあり、長崎市民に愛された公会堂の横にあります。
残念ながら現在は公会堂はないですが、窓際から路面電車やバスが行き交う眺めは時間を忘れて楽しめます。

かすてらはもちろん食べることはできます、チョコラーテや抹茶カステラとの食べ比べができるセットもありオススメです。
かすてらに合わせる飲み物はコーヒーやお茶を選べて、どの飲み物がカステラに合うかなんてことも話しながら、かすてらを堪能できます。

また松翁軒がこれまでの伝統技術と和菓子を組み合わせて作った、新店舗「松翁軒 和菓子調進所」の新しくて長崎らしいお菓子を食べることができます。
雛桃薯蕷（ひなももじょうよ）とお茶のセットは通いたくなる贅沢な美味しさです。