【みジカなナガサキ】第22回 考えよう!電子メディアの使い方

みジカなナガサキ

【長崎県の”いま”を伝える】
~ みジカなナガサキ ~

スマートフォンやゲーム機といった電子メディア機器の利用は、大人だけでなく、子どもにとっても生活の一部になっています。

子どもと電子メディア機器に関する実態は以下の通りです。

子どもと電子メディアの関わり

令和5年度に長崎県が行った調査によると、子どもの携帯電話の所持率は、小学校高学年で50%を超え、中学生では約80%にのぼります。

動画視聴やゲームなどの娯楽、投稿やメッセージ交換などの自己表現やコミュニケーションの手段として、多くの子どもが活用しています。

一方で、全国的には、使い過ぎによる健康面への悪影響や、SNSの利用がきっかけとなってトラブルや犯罪に巻き込まれるケースも発生しています。

電子メディア機器を安全に快適に活用するためには、利用に伴うリスクを正しく理解し、より良い使い方を考えることが大切です。

長崎県では、子どもたちに電子メディアの使い方を考えてもらうためのイベントを開催しました。

こどもメディアサミット2025 in佐々

佐々町で「こどもメディアサミット」が開催されました。

子ども自身が電子メディアとの関わり方を考え、大人に向けて発信する機会として開かれました。

長崎県青少年育成県民会議 宮本さんインタビュー

Q.イベントを通して伝えたいこと

長崎県青少年育成県民会議 宮本幸成さん「今、子どもと電子メディアについては、さまざまな心配が言われています」

宮本さん「大人は良かれと思ってルールを設けていますが、まずは子どもの意見を聞きながら、大人も一緒に考える機会になればと思っています」

イベントでは、長崎県メディア安全指導員の森田さんが、電子メディアの便利さや危険性について、子どもたちに分かりやすく伝えていました。

長崎県メディア安全指導員 森田久美子さん「毎日ゲームを1時間するのではなく、やらない日を決めてください」

森田さん「『何曜日はゲームをしない』と自分で決めるだけでも、体への悪影響を回避できると思います」

その後、ゲーム・動画・SNSのより良い使い方をテーマに、子ども同士で意見交換が行われ、自分の考えを発表しました。

子どもたちの発表

参加者「私たちも夜遅くまで使っているんですけど、大人も夜遅くまで使うのはやめてほしいです」

参加者「電子メディアを使用するときは、休憩をしっかりとります」

参加者「今日から時間を守ってスマートフォンを見たいと思います」

参加者「電子メディアの使用時間を今より短くします」

参加者「勉強する時はスマートフォンを別の場所に置きます」

参加した保護者の感想

保護者「子どもは電子メディアのことを深く考えていないと思っていましたが、意外とリスクについても知っていて驚きました」

保護者「制限は子どもにするものだと思っていましたが、親も一緒に守らなければならないと気付きました」

参加者「電子メディアの危ない部分などが分かったので、参加して良かったです」

電子メディアをより良く利用するためには、子どもも大人もリスクを理解したうえで活用することが大切ですね。

家族みんなで使い方を考えて、電子メディアを生かしてほシカ〜!
シカだけに笑!

【みジカなナガサキ】
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長崎県メディア環境改善事業

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