~ みジカなナガサキ ~

長崎県では、住んでいる場所に関わらず、生徒一人一人が興味や進路に合った学びの機会を得られるように、オンラインを活用した新しい教育に取り組んでいます。
その拠点となるのが、「長崎県遠隔教育センター DECTT(デクット)」です。
離島や半島が多い長崎県には小規模な学校が多く、開設できる選択科目数に限りがありました。
長崎県遠隔教育センター DECTTでは、県内どこにいても安定した教育が受けられるように、専門性の高いスタッフによるオンライン授業と、ICTを活用した実習や動画教材、個別のフォローを組み合わせた新しい学びのスタイルを提供しています。
長崎県遠隔教育センター DECTT(デクット)

長崎県遠隔教育センター DECTTを紹介します。
こちらは、オンライン授業を届けるための配信スタジオです。

テレビ会議のように先生と生徒が同時につながる「双方向型」で行われるため、生徒たちは画面越しに先生の話を聞いたり、質問したりしながら、まるで同じ教室にいるかのような感覚で授業に参加できます。
生徒はチャットで先生に意見を送信できます。
教頭先生 インタビュー
長崎県遠隔教育センター DECTT 教頭 松尾賢志さん「私は現在、『情報』の授業を担当しています」
松尾さん「離島の小規模高校では、情報科の専門教員がいないことも多く、これまでは教育委員会が認めた専門外の先生方に対応してもらっていました」
松尾さん「また、理科など他の教科では複数の科目から生徒が選択科目を選択できないという状況もありましたが、このセンターの開設によって学べる機会が増え、それによって生徒の進路実現の可能性も大きく広がっていくのではないかと考えています」
Q.遠隔授業で心掛けていること
松尾さん「授業の内容が生徒に伝わりやすいように教材を工夫したり、理解度を把握するためにリアクション機能を使ったりしています」
松尾さん「また、チャット機能を使って生徒が気軽に質問しやすいような雰囲気づくりに努めています」
平戸高校 生徒インタビュー

Q.遠隔授業を受けた感想について 男子生徒「分からないことがあったらチャットで聞いて教えてもらっています。とても楽しい授業だなと思っています」
女子生徒「私は将来IT系の職業に就きたいと思っているので、パソコンの使い方などを学べて良かったと思います」
松尾教頭先生 インタビュー
Q.今後について
松尾さん「今後、韓国語講座や企業と連携したガイダンスなど幅広い学びの機会を提供することで、生徒たちの進路実現をサポートしていきたいと考えています」
デジタル技術を活用して、さまざまな生徒のニーズに応えていきたいですね。
生徒たちには、便利になった環境でしっかりと学んでほシカ〜!
シカだけに笑!
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