【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】
長崎県では、しまの豊かな自然や文化の中で充実した高校生活を送ってもらうために、離島留学制度を設けています。
離島留学制度について紹介します!
長崎県の離島留学制度は、5つの高校で実施しています。
それぞれのしまの歴史や文化を反映した独自の学科やコースで学べることが特徴です。
留学生が安心して生活できるように保護者に代わって衣食住をサポートしてくれる「しま親」や、留学生としま親を見守る民生委員など、地域全体でサポートする体制を整えています。
また、情報端末を使った「心の健康観察」を実施することで、不安を抱える留学生を早期に発見し、必要に応じて個別面談を行うなど、心のケアの体制づくりも進めています。
そして、今年度から「親子留学制度」が創設され、一定の条件を満たした親子がしまで生活する際に、月額3万円の補助が受けられるようになりました。
留学生がどんな高校生活を送っているのか見てみましょう!
対馬高校
こちらは、対馬市の対馬高校です。
高校生が学んでいたのは…韓国語!
Q.対馬高校で学べることについて
対馬高校 金(キム) 先生「対馬高校は、全国の公立高校で唯一韓国語を専門的に学べる学校です」
金 先生「日常会話はもちろん、韓国語能力試験の上級資格の取得など、韓国の大学に留学できるだけの語学力を養うことができます」
国境の島・対馬ならではのカリキュラムですね!
Q.卒業後の進路について
金 先生「卒業後は、韓国の大学への進学のほか、国内の大学や専門学校、就職など幅広い進路となっています」
2年生の福島さんは、韓国の伝統文化と韓国語が学びたいと思い、対馬高校に離島留学しました。
Q.高校生活について
福島さん「学校で韓国語を学ぶことができて、対馬では韓国語が溢れていて、至る所に韓国語を生活の中で見たり聞いたり、韓国の方と交流する機会が多くあり、地元では体験できなかったことをたくさんできて、楽しい生活を送っています」
Q.将来の目標について
福島さん「将来は韓国の大学に進学し、語学学校の先生になりたいと考えています」
しま親
親元を離れて生活する留学生をサポートしてくれる存在が「しま親」です。
しま親歴6年の阿比留さんに話を聞きました。
Q.留学生へのサポートについて
阿比留さん「親代わりということで、留学生の生活全般をサポートしています。特に食事の面には気を付けていて、バランスの良い食事で元気に学校に行ってもらえるように心掛けています」
令和7年度入学生の願書受付は、1月14日〜20日までです。
事前に来島し説明を受けていることが出願の条件となりますので、ご注意ください。
また、対馬高校の体験入学・宿泊体験が11月9日と10日に開催されます。
他の4校でも個別に対応しているので、お気軽にお問い合わせください。
魅力あふれる島で充実した高校生活を送ってほシカ〜!
シカだけに!
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