【みジカなナガサキ】第34回 長崎のおもてなしを支える人材の育成

みジカなナガサキ

最近、県内各地で観光客の姿を多く見かけるようになりましたね。

観光業は長崎県にとって重要な産業のひとつです。

では、観光客がどのくらい増えたのかデータを見てみましょう。

長崎県の観光客延べ数は2年連続で増加していて、コロナ禍前の水準に戻りつつあります。

令和4年はおよそ2,490万人で前の年と比べて567万人の増加でした。観光客数の回復に伴って宿泊費や飲食費などの観光消費額も増えています。

そこで県では、これまで以上に観光業のサービスの質の向上を図り、観光客の新規獲得・リピーター増加に繋げるため、宿泊業で働く人材のスキルアップや将来を担う若者に観光業への理解を深めてもらう取り組みを行っています。

まずは、県が認定したおもてなしのプロフェッショナルを紹介します。

県が認定した「長崎コンシェルジュ」とは

長崎市のヒルトン長崎を取材しました。

こちらで働く田中さんは「長崎コンシェルジュ」に認定されています。

長崎コンシェルジュとは宿泊施設で質の高いサービスを提供するとともに長崎ならではの魅力を伝えることができるプロフェッショナル人材のことです。

毎年認定試験があり、豊富な知識と技能を持つ人が認定されています。

[質問]田中さんは普段どんな仕事をしていますか?

田中さん「私のお仕事はお客様のお見送り・お迎え、コンシェルジュデスクにてお客様の各種対応をしています。

私がコンシェルジュとして心掛けていることは、お客様の立場になってニーズをいち早くくみ取り対応する事です」

「最近のエピソードですが、ハワイからのゲストがお見えになりまして、五島へ行きたいというご要望に対応をさせていただきました。

お客様が帰国された後にお客様の親族に私の事をお話しいただきまして、親族の方が長崎にいらっしゃった時に『あなたに会いに来たよ』と言われたことがとても嬉しくて励みになりました。

これからも国内外のお客様へより一層おもてなしを続け、長崎の魅力を広めていきたいなと思いました」

観光の「ミライ☆ニナイ塾」の開催について

さらに県では、将来、観光業で活躍できる人材の確保・育成を目的に「ミライ☆ニナイ塾」を開催しています。

県内の高校2年生と留学生が対象で、主に宿泊業をテーマにした講義を行います。

今回は若手従業員との座談会が開催され、参加した生徒たちは観光や宿泊業界で働く魅力について質問し、話を聞いていました。

参加したきっかけ

「前から観光業に興味があって参加しました」

「参加してみて観光業で働いている方の意見を取り入れることができて自分の観光への知見が深まりました」

「このミライ☆ニナイ塾に参加したら宿泊業やホテルの事など、そういうことが知れると思ったので参加しました」

「今回の講座では若い先生が来てくださったのでとても話しやすかったです」

今回の講座の講師の皆さん

「長崎の観光業を一緒に盛り上げていきましょう!」

素敵なおもてなしを受けると長崎にまた来たいと思いますよね♪

宿泊業界で活躍する人がもっともっと増えてほシカ
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
長崎コンシェルジュ(長崎県)
ミライ☆ニナイ塾(長崎県)

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