4年ぶりの長崎くんちが開催され、無事に終了しましたね。
中日(なかび)は雨のため奉納踊りや庭先回りのスケジュールが大幅に変更となりましたが、それでも大いに盛り上がった長崎くんちでした。
僕個人としては、前日(まえび)の7日に庭先回りの鯨の潮吹き(万屋町)を見かけて「よいやー!」と叫んだらそこで喉がつぶれて、それ以降、最終日の後日(あとび)まで大声を出せなくなってしまったことが悔やまれます。反省反省。
やはり、「よいやー!」は日頃から言っておくべきですね。4年も期間が空いてしまうと喉も本調子が出せません。
さて、長崎くんちの行事について。踊町の演し物(だしもの)がフィーチャーされがちですが、お神輿にも注目してほしいところ。
特に大迫力の「お下り(おくだり)」と「お上り(おのぼり)」は必見です。来年の参考にしてください。
お下り・お上りって何?どこで見られる?
お下りとは、諏訪神社の本宮から大波止にあるお旅所の仮宮まで、三体のお神輿(おみこし)が移動する行事です。※お上りは、その逆で仮宮から本宮へ戻ること。
特に、担ぎ手が全力疾走でお神輿を揺らす「もりこみ」は迫力満点。
お下り、は諏訪神社から旧長崎市役所を通過し、旧長崎県庁を曲がり、夢彩都方面へ向かいます。
お上りは、お下りのルートとは異なり、浜んまち商店街から鍛冶市商店街や中通り商店街を通過し、新大工方面まで行き、そこから諏訪神社に向かいます。
お下り(10月7日)
諏訪神社前では鳥居~百メートル先ぐらいまで全力疾走が見れるとだけあり、沿道にはお客さんが集まります。現場にはソワソワ感があります笑
この時間帯は交通規制エリアになるので、車両の進入は禁止です。
先導する猿田彦(天狗のお面をした人ですが、写真には写っていません…)の後を神職の方々が通ります。
合図の花火が打ちあがったら、お神輿が本宮を出発します!
キターーーー!
「よいさ!よいさ!」の掛け声のもと、担ぎ手立ちが全力疾走!
沿道からも「いけー!」「がんばれー!」などの歓声が大きく上がります!
一瞬で過ぎ去るお神輿。
続いて2体目。
迫力がありすぎて、恐怖を覚えるレベル。
そして、最後、3体目。
お下りの様子は動画を撮っているので、ぜひご覧ください。
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お上り(10月9日)
お上りを見学するには、桟敷席からでも参道でも見れますが、フィナーレを楽しむなら桟敷席がおすすめです。
お上りが行われる前日は雨が降っていて、スケジュールに大幅な変更があったので、開催されるかどうかヒヤヒヤでしたが、無事に晴れてよかったです。
桟敷席には多くのお客さんが!
さあ、お神輿が到着!
隊列を整えて、全力疾走の準備…!
どりゃーーー!のぼれーーー!
続いて、2体目~!
そして、最後3体目!!
この長坂(ながさか)の階段は角度が急なので、普通に上がるだけでも大変なのですが、それをお神輿を担いで上るのは脱帽です。すごい。
お神輿が通った後は、しばらくたった後、参拝できます。
お上りの様子は動画を撮っているので、ぜひご覧ください。
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まとめ
お下りもお上りもどちらも迫力のあるイベントです。
長崎くんちの演し物はどれも素敵ですが、神輿守町の方々が担ぐお神輿も見ごたえ抜群なので来年はぜひ見学してください!