【みジカなナガサキ】第12回 長崎県立大学で学ぶ

みジカなナガサキ

【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】

デジタル化の進展によって私たちの暮らしは便利になっていますが、一方でデータの侵害やシステムへの攻撃、個人情報保護の問題など情報セキュリティの課題も多いですよね。

日々、ニーズが高まっている情報セキュリティ人材を育てるために専門学科を設けているのが長崎県立大学です。

長崎県立大学は佐世保校とシーボルト校がある

長崎県立大学は佐世保校とシーボルト校があり、高い専門知識と豊かな人間性を養う実践的教育プログラムを展開しています。

その一環で、情報セキュリティ学科は4年制大学で全国初となるセキュリティ専門学科として平成28年4月に設置されました。

さらに、今年4月には情報セキュリティ産学共同研究センターも開所しました。

センターには目に見えないサイバー空間での攻撃を可視化できる最先端の設備を導入しました。

また、実践的な演習を行うことができる情報セキュリティ演習室をはじめ、民間企業が入居する共同ラボもあり、企業と学生の交流や共同研究も可能になりました。

入居している企業にお話を聞いてみよう

長崎みなとメディカルセンターをはじめ、様々な建物やインフラの設計・施工に携わる大成建設の末田さんとNTTのグループ会社としてセキュリティの研究開発を手掛ける、エヌ・エフ・ラボラトリーズの髙橋さんのお二方にお話を伺いました。

センターに入居した理由を教えてください

末田さん「我々、建設会社は従来は建物を建ててお客様に引き渡して終了でしたが、今後はデータを活用して建物の運用にも携わっていきたいと思っています。

そこにはセキュリティというのが今後重要になってきます。長崎県立大学は教授陣や設備が充実していますので是非一緒に研究を進めたいと思っています」

髙橋さん「熱意あふれる学生の皆さんや経験豊富な先生方がいらっしゃいますので、私たちが思いも寄らないような新しいアイデアや『当社で一緒に働きたい』と言ってくださる学生さんたちとの出会いに大変期待しております」

末田さん「共同センターの利用を通じて、地域の企業の皆さんと共に連携しながら地域の活性化に貢献して参りたいと思います」

髙橋さん「セキュリティ業界を志す学生の皆さんが地元に居ながら大都市で働く人たちと同等以上の収入を得られるような環境を作っていきたいと考えております」

学生の皆さんにお話を聞いてみました

「情報セキュリティに興味があって最新の設備で学べる学校を選びました。現在はネットワークの基礎などを学んでおり、専門分野の教授が丁寧に教えてくれるので心強いです」

「安全な仮想環境を利用しての攻撃手法・防御の演習など実践的な演習を学んでいます。

今後はシステムの不具合や情報の流出が起きないようにするための防御について専門的に学びたいです」

「プログラミングの知識がなくても基礎から教えてくれるので分かりやすいです。また、他県の方が多く来ているので多様な価値観が学べて嬉しいです」

オープンキャンパスの日程

長崎県立大学のオープンキャンパスは下記の日程で行われます。

  • 7月15日(土曜日)
  • 7月16日(日曜日)

体験授業を通して学びの環境を実感できますのでぜひご参加ください!

長崎県立大学で夢を叶えるシカない!
シカだけに!笑

長崎県立大学のオープンキャンパスについて詳しくは長崎県の公式サイトをご覧ください。

「みジカなナガサキ」はよかテレ(公式サイト)から見ることができます。

■関連サイト・参考サイト
長崎県立大学(公式サイト)
長崎県立大学(Instagram)

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