日本で唯一の本格派・長崎孔子廟の見所チェック!これまでの歴史やイベントもご紹介!

2.観光

こんにちは、メイです。みなさんはパスポートなしで入れる中国が、長崎の街中に存在している事を知っていましたか?そこは赤レンガの壁と極彩色の建物が異彩を放つ、長崎孔子廟のことです。

長崎孔子廟には124年の歴史があり、現在も多くの人々が訪れる観光スポットのひとつです。今回は長崎孔子廟の歴史と、ぜひ注目しておいて欲しい特徴や見所などをご紹介します!

どんな時期に観光したらよいか、そもそも何があるのか知らなかったという人におすすめの記事ですよ♪

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パスポートいらずで中国へ!長崎孔子廟とは

孔子廟は、色あざやかな中国華南と華北地方の建築様式が合体した中国本廟の伝統美きわまる彩り豊かな極彩色の廟宇です。

画像引用:ながさき旅ネット

長崎孔子廟は、「パスポートなしで入れる中国」とも紹介されることがあります。その理由は、長崎孔子廟の土地の所有権を、中国政府が持っているからです。

一歩足を踏み入れた先は中国・・・と思うと、俄然興味が湧いてきました^^(長崎孔子廟って難しそうなお硬いイメージしかなかったので)

 

では一体、ここはどんな場所なのか基本的なことから探っていきましょう!

孔子廟とは儒学の創始者・孔子の遺品を祀っていたのが始まりで、長崎には1893年に在日華僑の人々と清国政府の協力によって、東山手の外国人居留地に建造されました。

建設後も何度か改修工事が行われ、1967年(昭和42年)の工事によって現在の長崎孔子廟の姿になったのです。

孔子廟は儒学の学校に付随して建てられていたため、日本各地に存在しています。その中でも長崎孔子廟は、日本で唯一中国人が建造した本格的な中国様式の孔子廟として知られているんですよ。

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こだわりが詰まった長崎孔子廟の特徴・見所とは?

色彩豊かな長崎孔子廟ですが、見た目だけでなく建材などにもとてもこだわっています。

例えば孔子廟正門の屋根部分の琉璃瓦(るりがわら)や、敷き詰められた石畳などの資材は全て中国から取り寄せたものなんです!

ずらっと整列された、孔子の弟子72賢人石像は1.8トンもの重さがあるのに、これらも中国から運ばれてきているというから驚きです。

いかに拘って作られているか知ると、ただの石像でもちょっと面白く感じますよね。今まで孔子廟には何があるの?と思っていた人には、見所もご紹介しておきます!

見所①神様と皇帝しか通れない神聖な門

長崎孔子廟の正門を儀門(ぎもん)といいます。もともと中国の廟では3カ所以上の奇数で出入口が作られていて、中央は神様と皇帝しか通ることを許されていません。

本来は閉じられているんですが、なんとこの門が開かれている事もあるそう!

長崎孔子廟では、この門が開いているときは一般の人も自由に通っていいそうです。皇帝になったつもりで通ってみるのも楽しいかも^^

見所②一番歴史が古い、受験生必見の大成殿!

廟内で一番歴史が古いのは、大成殿です。120年以上も経過していますが、雨や嵐、原爆の爆風にも耐えてきました。

ここには孔子象が祀られていて、学問の神様として敬われています。線香かロウソクのどちらかを大成殿で購入し参拝すると、希望者は合格祈願のお札を授かります。これは中国の孔子廟から取り寄せている、貴重なお札なんですよ!

2017年には25年ぶりに孔子廟で「合格祈願祭」が執り行われ、多くの受験生の話題になりました。これから受験を控えている人は要チェックですね!

長崎孔子廟の新しい情報はここで確認
https://nagasaki-koushibyou.com/

見所の位置をチェック!

長崎孔子廟の見所は、ホームページからも画像を見ることができますよ!いっぱいあるので、先に確認しておくのもいいかもしれませんね。

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国宝クラスの文物が見れる【中国歴代文物展示館】

画像引用:中国歴代博物館・企画展

孔子が祀られている大成殿の奥には、「中国歴代博物館」があります。何が展示されているかというと、「国指定一級文物」(国宝)クラスの美術品などが見れるんです!

しかもこの貴重な品々は、中国以外では長崎のこの中国歴代博物館でしか見れません。

中国の博物館と提携をしていて、中国国内の博物館から海外に貴重な品が展示される唯一の博物館なんですよ!さらに、展示は2~3年ごとに入れ替わり、毎回「門外不出」とされる品も公開されています。

こんなに凄い博物館が、近くにあったなんて・・・。何度も足を運ぶ価値があるスポットですね。展示されるものを楽しみ長崎旅行をしてみるのも良いかも♪

長崎孔子廟史料館

博物館の3階には「長崎孔子廟史料館」があります。

孔子のことや孔子廟について学んだり、長崎孔子廟が所有している銘品や、関連する資料などが公開されていますよ。

博物館も資料館も、入館料は孔子廟の入場料に含まれています。660円(一般大人料金)でここまで見れるのはお得ですね^^

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孔子廟で開催される主なイベント

孔子祭

孔子の生誕をお祝いする大切な行事です。現在は作り物ですが、牛・豚・ヤギがお供えされ、祭館が古くから伝えられてきた方法で儀式を再現します。

中国獅子舞による奉納も行われ、たくさんの観客で賑わいますよ。

開催日:毎年9月の最終土曜日、13時から

 

長崎ランタンフェスティバル 孔子廟会場

長崎でも大きなイベントのひとつである「長崎ランタンフェスティバル」では、長崎孔子廟も会場になっています。

夜はひときわ幻想的な会場になり、「媽祖行列」というパレードは長崎孔子廟から出発をします。その他にも変面ショーが行われたりするので、平日もたくさんの人が集まる人気の会場ですよ♪

開催日:毎年旧正月から15日間(

↓↓ランタンフェスティバルをもっと詳しく知りたい人はコチラ

■長崎ランタンフェスティバルで特におすすめのイベント7選

■景観ヲタクが選ぶ「長崎ランタンフェスティバル」最高の視点場5選

 

文化的な夜遊びin孔子廟(夜間開館)

4月~6月まで毎週土曜日は「文化的な夜遊びin孔子廟」として、18時~20時30分まで色々な催しが行われます。

幻想的で、魅力的な文化をお楽しみください♪(二胡演奏、変面ショー、龍踊り)

開催日:毎年4月から6月 毎週土曜日18:00~20:30

 

長崎孔子廟
時間:9:30~18:00(最終入館17:30) 休館日:なし(特別に旧館する場合もあり) 入場料:大人660円、高校生440円、小・中学生330円 (団体:大人528円、高校生352円、小・中学生264円) ※団体は20名様以上の団体割引金額。 ※金額は博物館の観覧料込みの金額です。 駐車場:近隣コインパーキング ガイド:館内ガイドの希望の方は事前に問い合わせ

 

今回は長崎孔子廟のポイントだけをご紹介してきましたが、興味を持たれたら実際に行ってみることをおすすめします。最初は私のように何となく行きにくいかもしれませんが、あちら側はウェルカムな対応をしてくれますので、ぜひ楽しんでください♪

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