【みジカなナガサキ】第19回 進化する介護現場

みジカなナガサキ

【長崎県の”いま”を伝える】
~ みジカなナガサキ ~

介護の仕事は、高齢者や障害のある方の生活を支える大切な仕事です。

「きつくて大変」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は働きやすい職場環境づくりが進んでいます。

例えば、介護ロボットなど先端機器の活用や業務のデジタル化により、職員の身体的・精神的負担の軽減や作業効率の向上が進んでいます。

長崎県では、こうした「介護テクノロジー」の導入を支援するなど、働きやすい職場環境づくりを推進しています。

長崎県内では既に、およそ7割の介護事業所で介護テクノロジーが導入されています。

また、職員の勤務形態を見ても、他業種と比べて残業時間が少なく、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

賃金の面では、全国的に処遇改善が進められ、着実に給与が上がってきています。

実際に介護の現場をのぞいてみましょう。

特別養護老人ホーム ふるさと

西海市の特別養護老人ホーム ふるさとでは、介護テクノロジーを積極的に活用しています。

インタビュー 職員の方

Q.介護テクノロジーを導入した理由

特別養護老人ホーム ふるさと 松本流星さん「職員の身体的・精神的な負担の軽減と、利用者へのサービスの質の向上を目的として、介護テクノロジーの導入を検討・開始しました」

Q.配膳ロボット導入について

松本さん「現在、これまで介護職が担っていた一部の配膳業務をロボットに任せています」

松本さん「これにより介護職が本来行うべき利用者ケア、例えば排泄誘導やコミュニケーションなどに時間と意識を向けることができるようになり、一人一人に対する丁寧なケアが可能となっています」

Q.リフト導入について

松本さん「施設全体としては(職員が抱えない)ノーリフティングケアの考え方に基づき、床走行リフトや入浴用リフトなどの福祉機器を積極的に活用しています。これは抱えない介護を推進し、利用者も職員も安全で快適な環境づくりを目指すものです」

松本さん「実際に腰痛に悩んでいた職員からは、『本当に楽になった』と喜びの声が上がりました」

Q.今後の目標について

松本さん「当施設では介護テクノロジーを活用し、職員の業務負担を軽減しながら利用者の安全と快適な生活環境の実現を目指しています。今後もケアの質向上に向けて、データを生かした活用と改善を進めていきます」

介護老人保健施設 シンフォニー稲佐の森

長崎市の介護老人保健施設 シンフォニー稲佐の森は、「働きやすい職場環境が整備された事業所」として、長崎県の認証を受けています。

インタビュー 職員の方

Q.職員の働きやすさ向上のための取り組み

シンフォニー稲佐の森 一ノ瀬敏喜さん「私たちの法人では『人づくりプロジェクト』を立ち上げて、職員の働きやすい環境を整えるために対応しています」

一ノ瀬さん「例えば職員食堂や施設内の保育園、リフレッシュ休暇などは、プロジェクト内で従業員が考えて、働きやすい職場づくりを実行できるようにしています」

Q.今後の目標について

一ノ瀬さん「今後も職員一人一人の声に耳を傾けながら、施設運営を行っていきたいと思います」

インタビュー 職員の方

Q.職場の働きやすさについて

シンフォニー稲佐の森 松尾花菜実さん「育児休業の取得率・復帰率は100男性職員の取得も進んでいます」

松尾さん「また新人職員には11で先輩職員がつくプリセプター制度があり、未経験の方でも安心してスタートできる職場です」

介護の仕事に興味のある方は、福祉・介護のお仕事探しマッチングサイト「welなが」をご覧ください。

これから、介護の現場で働く人がどんどん増えると嬉シカ~!
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
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特別養護老人ホーム ふるさと
介護老人保健施設 シンフォニー稲佐の森
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