【お土産やプレゼントにおすすめ】長崎らしさが特長的な雑貨屋さん巡り【長崎市内中心部】

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観光客だけでなく、地元民の心をも掴む長崎の魅力が詰まった商品を取り扱う雑貨屋さんです。

長崎でしか出会えない。長崎らしさ全開の雑貨。
きっとあなたも欲しくなる♡

それでは、長崎市内の観光地を中心にエリア別に巡っていきたいと思います。

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【中島川エリア】

眼鏡橋をはじめとした石橋群が風情ある景色を残す中島川エリアは川沿いのお散歩が気持ちいい観光スポット。

お隣の中通りは、長崎で最も古い商店街ということで老舗のお店も多いのですが、新しいお店も増えており、長崎のオシャレスポットになっています。

さらにお隣は寺町通りになりますので、町歩きが楽しいエリアです。

まず訪れたのは…

まちぶら案内所 もてなしや 1号店/2号店

店舗案内: https://motenashi-ya.jp (下段写真引用)

県産品や工芸品を中心とした長崎ならではのセレクトショップになっています。

長崎モチーフのアクセサリーに、錫細工、ステンドグラス、焼き物などなど。

お店に入ると、温かいびわ茶でもてなしていただきました。冷えた身体に染み入ります。

観光案内所も兼ねているので、無料マップやパンフレットも充実!電源やwifiも利用できるので、ご休憩にも。まずはこちらで情報収集!中島川を挟んで向かいには2号店があり、そちらは食品を中心に、地元民も通う選りすぐりの品々を取り扱っています。

私のリピート品は南島原市 kawakiya のドライフルーツです。

次に訪れたのは…

長崎の猫雑貨 nagasaki-no neco

長崎と言えば猫!!しかも尻尾の曲がった尾曲がり猫!!インドネシアから貿易船に乗ってやってきました。渡航中のネズミ獲りとして活躍していたという、実に長崎らしい猫ちゃんです。

そんな尾曲がり猫の看板が可愛い猫雑貨のお店。

店内は猫一色!

尾曲がり猫は、その尾っぽに幸せを引っ掛けてくるという縁起猫らしく、猫の顔面がドーンと描かれた熨斗袋や、定番のブローチが人気です!

地元の猫好きたちもご用達!!

そして、中島川沿いで立ち寄りたいお店がもう一件…

大守屋

店舗案内: https://oomoriya-nagasaki.jimdofree.com/(写真引用)

長崎の伝統工芸である長崎凧(ハタ)のお店です。

長崎では凧揚げをハタ揚げと言い、相手の糸を切り合ういわゆる喧嘩凧です。

商売繁盛や縁起物として贈られてきたといいます。

このデザインがまた可愛いのです!白赤青のシンプルでいて洗練されたデザインは、それぞれに意味を持ち、バリエーションも豊富。長崎を代表するモチーフのひとつです。

小さいものは1,000円から購入できるので、ハタに馴染みのない方でも、きっと身近に感じることができるでしょう。ぜひ、自分らしいひとハタ、贈る人に合わせたひとハタを、探してみて下さい!

大守屋さんのハタは一つ一つ手作り。

手ぬぐいも要チェック。

さて、ここから中通りに入っていきます。

 

ブック船長

店舗案内: https://facebook.com/captainbook1/

長崎文献社が運営する新感覚ブックコミュニティ。長崎に関連する本がたくさん並んでいます。

店内には、座って読める空間もあり、定期的に開かれるイベントなどを通して、長崎の魅力を発信しています。

お土産や旅の思い出に本を選ぶというのも、素敵な時間になる予感。

店先のポストカードは長崎出身のイラストレーターさんによるもので、私がお邪魔した時はクリスマスカードや年賀状、ポチ袋などが入荷していました!

 

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【浜町アーケード】

長崎イチの繁華街です。

地元民が「まち行こう!」と言えば、浜町アーケードのことです。このアーケード街をぶらぶら歩くことを”浜ぶら”と言い、食べ歩きやショッピングが楽しいエリアです。

長崎くんち、ランタンフェスティバル、精霊流しなどでも盛り上がりを見せます。

石丸文行堂

https://ishimarubun.shop-pro.jp (写真引用)

長崎の老舗文具店です。
創業135周年を記念してスタートした「長崎美景」シリーズでは、長崎の美しい景色を万年筆とインクの色で表現したドラマチックなオリジナル商品が展開されています。

さらに、石丸文行堂を含む西日本の文具専門店で構成されたオエステ会が発信するご当地アイテムは、地域性に優れた人気商品。

また、にゃがさきねこグッズやお祭りにあわせた期間限定グッズも取り扱っているので、普段使いだけでなく、お土産からギフト選びまで地元民に愛される文具専門店です。

店舗案内: https://www.ishimaru-bun.co.jp/

 

ながさき百貨店

日本百貨店と長崎の老舗百貨店タナカヤとのコラボショップです。長崎のスグレモノと長崎から日本全国のスグレモノに出会える長崎でいちばん小さな百貨店。

アーケード側の入口には、マルヒロの人気商品であるHASAMIシリーズや藍駒シリーズをはじめとした波佐見焼の器たちの特設ブース。蕎麦猪口と虎屋の五島うどんなど、セットギフトも組んでもらえます。

“長崎のちょっと珍しい美味しいもの”なんかも取り揃えており、小さいながらも百貨店クオリティです。

店舗案内: http://www.tanakaya-inc.com/nagasaki-dept/

続きまして…

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【出島エリア】

出島は鎖国時代に唯一の玄関口として、西洋との文化や技術の交流があった場所ですよね。現在は周辺が埋め立てられてしまっていますが、少し歩くと波止場があり、海沿いはデートスポットというエリアです。

ちなみに、出島和蘭商館跡として復元が進む出島敷地内に設けられたお土産ショップは、当時輸出入されていたものをお土産として復元した商品や、壁や天井に使われている”からかみ”の葉書など、個性豊かなものが多い印象なので、入場する機会があれば要チェックです。

 

では、雑貨屋さん巡りスタート!

まず訪れたのは、鎖国時代に長崎奉行所があった場所…

長崎雑貨 たてまつる


店舗案内: http://www5.cncm.ne.jp/~tatematsuru-net/ (写真引用)

江戸町商店街の一角にある古民家です。長崎を様々な視点で描いたオリジナル手ぬぐいのバリエーションは抜群です!これまで長崎が受け入れ、築いてきた文化が、いかに美しく多様であったかということに気づかされます。

また、その手ぬぐいを使用したノートやバッグなども魅力的で、さりげなく長崎好きをアピールできると、地元民にもファン多数!

 

続いて向かったのは日新ビル。旧出島神学校の向かいに位置し、寒々しくどこか閉鎖的な空気を纏う鉄筋コンクリート造は昭和の佇まいを残すノスタルジックな世界。

勇気を持って足を進めると、複数のショップやアトリエ、ギャラリーが入るスタイリッシュな空間が広がります。この日新ビルから2つの部屋をご紹介します。

日新ビル106号室 Soubi’56

https://www.facebook.com/soubi56/ (写真引用)

戦前戦後に活躍した長崎を代表する版画家 田川憲 さんを紹介するお店。
ちなみに彼の作品をあまりよく知らないという方も、老舗梅月堂の定番土産”南蛮おるごおる”の外箱に使用されていると聞くと、長崎人にとってとても馴染み深いことがわかるのではないかと思います。

 

日新ビル202号室 List:

https://facebook.com/List-496665753744744/ (写真引用)

長崎ゆかりの作家さんやアーティストも利用するギャラリースペース。長崎県内のものづくりが集まるクラフトイベント”ナガサキリンネ”の事務局としても知られています。
覗いてみると、素敵な出会いがあるかもしれません。

 

引き続き、雑貨屋さん巡り…

いろはや 出島本店

店舗案内: http://www.irohaya.info/irohaya-group/dejima/

長崎県産品のみならず九州各県よりデザイン性、テーマ性のあるものをセレクトしたおみやげセレクトショップ。ゆえに、話題の品も多数。

個人的には、南島原市より須崎屋さんのカステラ”五三焼き”が手に入るのが嬉しいです。

 

ここから少し海沿いを歩きます。
向かった先は…

長崎県美術館

店舗案内: http://www.nagasaki-museum.jp/ (下段写真引用)

長崎県美術館のショップも必見です。長崎県出身のプロダクトデザイナーが手がける品や、長崎刺し子、波佐見焼で作られたオリジナル食器など、ミュージアムショップらしいデザイン性の高い品々に出会えます。

書籍やステーショナリーも充実!ちなみに一目惚れして買ったこちらの塗り絵は、お土産としてもおすすめしたいです。世界遺産となった潜伏キリシタン関連遺産教会群のお勉強にもなります。

 

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【大浦エリア】

大浦天主堂やグラバー園に程近い異国情緒漂う居留地エリアです。
言わずと知れた観光地ですが、大浦天主堂下のお土産街だけじゃもったいない!他にも魅力的なお店があるのです。

 

ふんどしセレクトショップTeRAYA

TeRAYA テラヤ | 長崎の伝統工芸品 | ふんどし 手ぬぐい ねこリョーシカ | 長崎市
TeRAYA(テラヤ)はふんどしを始めとした長崎の伝統工芸品、オリジナルグッズのセレクトショップです。ねこリョーシカ、手ぬぐい、べっ甲、KIMONOボトルカバー、バッグなどを販売しております。

ふんどし!?そう思われた方も多いかと思いますが、実は、オランダ坂のすぐ側で、手ぬぐい雑貨やべっ甲細工などの長崎セレクトな品々も見どころです。

長崎双六をはじめ、オリジナルラッピングBOXからもわかるユニークで遊び心のあるお店です。主力のふんどしは、外国の方にも紹介したくなりますね。

 

てがみ屋

きっと、誰かに手紙を送りたくなる。

店内は、長崎在住のイラストレーターさん5人がそれぞれ長崎の名所をテーマに手がける表情豊かなレターセットや長崎の個性溢れる絵葉書など、長崎らしさ全開の素敵な手紙用品で溢れています。

さらに、こちらの特徴は、お手紙を書くカウンターがあること。
旅の思い出に、未来の自分やご家族にお便りを描いてみてはいかがでしょうか。

店舗案内: https://www.nagasaki-tegamiya.com/

 

ー 番外変 ー
【シーボルト通り】
長崎と小倉を結ぶ長崎街道の起点があり、周辺の観光地としては、春徳寺、ルイス・デ・アルメイダ渡来記念碑、シーボルトが開いた鳴滝塾跡などがあります。

ローカルで少々マニアックなため、なかなかこちらまで足をのばすひとは少ないかもしれません。しかし、町の歴史は古く、人や物が行き交った草創期の長崎に触れることができる発見の多いエリアです。

ざっか きらく

https://zakkakiraku.wixsite.com/handmade-life/handmade (写真引用)

学校の支援員を経て、福祉施設の方々が作る素敵な作品に魅せられて始めたという小さな雑貨屋さん。福祉施設の作品を含めた手作り作家さんの作品を取り扱っています。
長崎小物やアクセサリー、手拭いバッグに編み物や革小物など、どれも手作りの心温まる品々が並びます。

 

まとめ

雑貨屋さんを巡るだけで、長崎ならではの歴史的背景が随所に見られます。生産者さんや作家さんたちが大事にしてきたことがよくわかる長崎愛に溢れた品々に出会うことができました。

観光の合間に立ち寄っていただきたいですし、地元のみなさんにも雑貨屋さん巡りを通して長崎の魅力を再発見してもらえたら嬉しいです。

この記事を書いた人

長崎生まれ
広島大学で建築設計を学ぶ。
Berlin-Germanyを拠点とし、Wien〈ウィーン〉ではSHAREarchitects、Dresden(ドレスデン)AderArchitektenに勤務。
帰国後、こどもとのワークショップに力を注ぐ。

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