【長崎県の”いま”を伝える】
~ みジカなナガサキ ~
教員は、子どもたちの成長をすぐそばで見守ることができて、自分自身も一緒に成長していける、魅力的な仕事です。
ただ、全国的に教員のなり手不足が深刻な課題になっています。
そこで長崎県では、教育の担い手を確保するために、さまざまな取り組みを行っています。
教員が子どもたちとしっかり向き合えるよう、ICTを活用するなど、学校現場の業務軽減に取り組んでいるほか、夏休みなどの長期休業期間にまとまった休みを取得しやすくするなど、働きやすい環境づくりを進めています。
また、教育現場の人材不足解消に向けて運用しているのが、「学校スタッフマッチングシステム」です。
教員を目指す人や学校を応援したい人が登録することで、学校の求人情報などをメールで受け取ることができます。
1,100人を超える登録者のうち、既に500人以上が現場で活躍しています。
さらに、その中から正式に教員として採用され、教育現場で活躍している人もいます。
他にも、今年度から教員採用試験の時期を早めて5月に実施したり、大学3年生から1次試験の受験を可能にするなど、教員を目指しやすい体制を整えています。
長崎県で教員として働く先生に話を聞きました。
松浦市 御厨小学校
松浦市の御厨小学校です。
6年生の担任を務める岩佐先生に話を伺いました。
岩佐先生 インタビュー
Q.教員を目指したきっかけについて
御厨小学校 6年生担任 岩佐理子さん「私は小さい頃から下級生と関わることが大好きで、子どもと関わる仕事に就きたいと思うようになりました」
岩佐さん「また、母が小学校に勤めているということもあり、母への憧れから小学校の教員を志すようになりました」
Q.長崎県で教員をする理由
岩佐さん「大学では長崎県を出ましたが、地元の良さを改めて実感することが増え、長崎県で教員をやりたいという思いが強くなりました」
岩佐さん「また、自分をここまで大きく成長させてくれた地元、松浦で教員をこれからも頑張っていきたいと思います」
Q.やりがいを感じる時
岩佐さん「私が小学生の頃にお世話になっていた先生方と同じ職場で働けた時や、子どもたちの成長を感じられた時、子どもから『分かりました』や『授業が楽しかったです』と言われた時が一番やりがいを感じます」
Q.働く環境について
岩佐さん「本校は今年度から一部、教科ごとに担任が分かれて学級を複数体制で見ることになっているため、教員のサポート体制が整っています」
岩佐さん「先輩の先生方にも気軽に相談しやすい環境なので、親身になって話を聞いてくださったり、アドバイスをいただいたりしています」
Q.教員を目指す方へ
岩佐さん「教員は大変な仕事だというイメージがあるかと思いますが、それ以上に子どもたちと関わることで元気や勇気をもらったり、自分も大きく成長させてもらったり、本当にやりがいを感じられる仕事です」
岩佐さん「教員を目指しているみなさん、これから一緒に働ける日を楽しみにしています」
長崎県で教員になる人がどんどん増えると嬉しいですね。
ここで一句。
「教え子の 成長見守る 教師の愛」
長崎県では、教員の採用情報や実際に働く先生たちの声などをウェブサイトで紹介しています。
長崎県で、子どもたちの未来を支える教員になってほシカ〜!
シカだけに笑!
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・長崎がんばらんばチャンネル
・長崎県 学校スタッフマッチングシステム
・長崎県教員採用募集サイト
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