【みジカなナガサキ】第38回 しまのビジネスチャレンジを応援!

みジカなナガサキ

【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】

離島が多い長崎県では、「しま」の魅力や資源を生かした事業支援に取り組んでいます。

その一つが、「しまのビジネスチャレンジ」略して「しまチャレ」です。

しまチャレは、「しま」のさまざまな資源に可能性を感じる人や、「しま」で新しいことにチャレンジしたい人を対象にビジネスアイデアを募るコンテストで、今年で2回目の開催です。

去年の参加者の中には、ビジネスアイデアの実現に向けて自然と歴史を生かした特産品作りを始めた方や、すべての世代に必要なケアを届ける訪問介護事業を開業した方もいます。

今年も素晴らしいアイデアが集まったので、紹介していきます!

長崎県庁

県庁でしまチャレ2024が開催されました。

今回も全国からさまざまなビジネスアイデアの応募があり、その中から本審査会に進出した19組がプレゼンテーションを行いました。

食害魚を活用した新商品の開発や、島のおばあちゃんや島に興味があるシェフが料理を振る舞うシェアキッチンの開設など、魅力的なアイデアが盛りだくさんでした。

コンテストの審査が行われている間、別室ではトークタイムが設けられ、アイデアのブラッシュアップに向けて、発表者と行政、支援機関の担当者が意見交換を行いました。

発表者の感想

「現地の方の話をたくさん聞くことができて、インターネットや本などでは入手できない情報や貴重なお話をたくさんお伺いすることができて、素晴らしい機会に出会えたと思います」

「他のコンテストは賞金が高かったりしますが、(しまチャレは)人とのつながりが強いコンテストだと思っています。それを目的に僕も応募させていただいた部分があります」

支援者の感想

長崎県よろず支援拠点 山口由里子さん「新しいつながりはビジネスコンテストに出るだけでは得られないと思うんです。ビジネスコンテストに出た後、県や市町の人たちがバックアップしてくれる体制を取っていることがすごく素晴らしいなと思います」

今年、最優秀賞を受賞したのは、岸川桃子さん。

岸川さんは、対馬をはじめとする離島で進む若者離れに着目し、島の資源を活用しながら、若者が挑戦できる仕組みや、その拠点を提供することで、若者が集まる離島モデルを対馬につくりたいと発表しました。

Q.コンテストに応募したきっかけについて

岸川さん「私が応募したきっかけは、私は生まれ育った対馬が大好きです。そんな対馬で私にしかできない関わり方や私にしかできない地域のつくり方があるのではと思い、今回のアイデアを応募させていただきました」

Q.最優秀賞を受賞した感想について

岸川さん「まさか、自分が最優秀賞に選ばれると思っていなかったので、とても夢を見ているみたいです」

岸川さん「自分の対馬に対する思いだったり、情熱・やる気を買っていただいていることに対して、すごく嬉しさを感じております」

Q.今後の抱負について

岸川さん「離島が日本の最先端となるような地域づくりを目指しています。人口減少に歯止めがかからない日本において、地域間で若者の取り合いをするのではなく、若者の力を借りながら、より良い地域づくりを目指していきたいと思います」

県のWEBサイトで、しまチャレに関する情報を発信しています。

島ごとの支援制度や先輩事業者のインタビューなどを掲載しているので、ぜひご覧ください。

長崎の「しま」でビジネスにチャレンジする人がどんどん増えてほシカ
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
しまチャレ2024

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