【みジカなナガサキ】第26回 里親になりませんか?

みジカなナガサキ

【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】

子どもの成長には、特定の大人との信頼関係を築き、安心して過ごせる環境がとても重要です。

一方で県内には、さまざまな事情で保護者と離れて暮らす子どもたちが400人以上います。

そうした子どもたちを家族の一員として迎え入れて、保護者の代わりに愛情を持って育てているのが「里親」の皆さんです。

県内の里親登録数はおよそ200世帯で、およそ50人の子どもたちが里親と暮らしています。

安心して里親になってもらえるよう、県ではさまざまな支援を行っています。

里親に関する相談窓口で話を聞いてみましょう。

長崎県里親育成センターすくすく

こちらは、大村市の「長崎県里親育成センターすくすく」です。

Q.里親の役割や必要性について

長崎県里親育成センターすくすく 田中さん「里親は、保護者と暮らせない子どもたちにとって、家庭の温かさや安心感を与えてくれる存在です」

田中さん「信頼できる大人のもとで安心して暮らすことで、自己肯定感を育み、心身の健やかな成長につながります」

Q.里親になるには

田中さん「まずは、里親制度について説明を受けていただきます。その後、所定の研修を受けていただき、修了後にすくすくや児童相談所の職員が調査のために家庭訪問に伺います。

その後、長崎県福祉保健審議会で審査が行われ、認定されると里親になることができます。里親になった後も、定期的に更新研修の受講が必要です」

Q.里親への支援について

田中さん「里親への支援としては、生活費や医療費、学校教育費などの支給があります。また、養育中の悩みについては、児童相談所や担当の里親支援専門相談員が対応するのでご安心ください」

里親歴15年の小川さんご夫妻

里親歴15年の小川さんご夫妻を紹介します。

現在、2人目の里子を養育中です。

Q.里親になろうと考えたきっかけ

伸子さん「私がテレビを見ていたら、里親のことが出ていたんですね。そこで里親のことを知って、夫に相談してみたら、夫もそのことをすごく理解してくれて、受け入れてみようかということになったんですよ」

Q.里親になって良かったこと

隆裕さん「いろいろな悩みとかあったんですけど、サロンがあったり、相談員の皆さんに相談できたり、勉強会があったりと、困った時も相談する場所があったことが一番良かったと思います」

隆裕さん「今ではもう社会人になったんですけど、1人目の里子が今でも遊びに来てくれたり、誕生日にプレゼントをくれたりと、すごく明るく仲の良い存在になっていることが、本当に良かったことだと思います」

Q.今後について

隆裕さん「保護者と住めない子どもたちが1人でも多く、家庭的な雰囲気を味わい、知ってもらえるよう、そして、それが大人になった時に少しでも役に立てればなという思いで、私たちも頑張っていきたいと思います」

10月24日に諫早市、29日に長与町で里親出前講座を開催します。

今後も県内各地で開催予定です。

里親に関心のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。

長崎県の子どもたちが温かい家庭環境で育つ機会が増えてほシカ~!
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
里親制度について(長崎県)

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