【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】
人口減少や高齢化など、地域の課題解決には行政サービスだけでは限界があるため、ボランティアや地域全体で支えあうことの重要性がますます高まってきています。
今年発生した能登半島地震でも、被災地の復旧・復興支援にボランティアの力が大きく関わっています。
県内ではどんなボランティア活動が行われているのか見ていきましょう!
佐世保市・相浦川でのボランティア活動
佐世保市の相浦川で行われたのは、梅雨前の防災を目的とした除草作業です。
地域の防災活動に取り組む薬味-YAKUMI-(やくみ)の皆さんと、長崎県立大学佐世保校の学生ボランティアで作業が行われました。
Q.普段の活動について
薬味-YAKUMI- 渋谷さん「私たち『薬味-YAKUMI-』は『地域に新しい光と風を』をテーマに活動しています。地域にある歴史や環境、人を資源として生かした活動をしています。地域を元気にするチームです」
渋谷さん「チームのメンバーだけでは人手が足りないこともあります。ボランティアさんが参加してくださることで、やりたいことを早く達成することにつながっています。ボランティアさんたちとの交流もでき、私たちの活動を知ってもらえています。ボランティア活動をしてくれる人が増えることを期待しています」
Q.参加した学生の感想
「ボランティアってたくさんやることがあるんだなと思って、別のボランティアにも参加してみたいと感じました」
Q.参加した学生の感想
「普段よくボランティアに参加しているんですけど、参加されているいろいろな方々とコミュニケーションを取って、元気をもらえているのですごくうれしいです」
雲仙市の介護施設「うんぜんの里」
雲仙市の介護施設「うんぜんの里」では、レクリエーション活動のお手伝いや食事の準備などでボランティアが活躍しています。
Q.ボランティアを受け入れている理由
うんぜんの里 中村さん「介護の仕事は、食事や入浴の介助から健康管理やレクリエーション活動まで多岐にわたります」
中村さん「スタッフだけでは目や手が行き届きにくい場面もあり、サービス向上のためにもボランティアの力を必要としています。利用者もボランティアの方が来られると大変喜んでいます」
この日は、地域の中学生にボランティアの大切さと福祉について知ってもらうため、うんぜんの里と雲仙市社会福祉協議会による講話が行われました。
雲仙市社会福祉協議会 柿川さん「福祉は幸せになるためにみんなの社会の中ですごく身近なこと。清掃活動や人の気持ちに寄り添うことなどがすごく大事です」
柿川さん「自分がやりたいと思うことを自主的に取り組むこと、ボランティア活動で何ができるのかを考えてもらいたい」
Q.講話を聴いた感想
南串中学校 3年 中村さん「(ボランティアは)高齢者や障がいのある方などの支援をするだけだと思っていたけれど、今回の講話を聴いて、災害に遭った人の支援など幅広い活動をしているんだなと思いました」
Q.講話を聴いた感想
南串中学校 3年 井上さん「子どもたちとふれあうボランティアなど、小さい子どもが好きなのでやってみたいと思いました」
県内では、7月から9月まで「サマーボランティア・キャンペーン2024」が開催されています。
子どもや障がいのある方、高齢者に対するボランティアなど、全部で216プログラムあり、親子で参加できるプログラムもあります。
ぜひご参加ください。
ボランティアの力で、地域をどんどん盛り上げてほシカ~!
シカだけに!笑
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・よかテレ
・サマーボランティア・キャンペーン