2024年の長崎県の取り組みについて、大石知事にお話を伺いました。
県では県民が長崎県に誇りや未来への期待感を持つとともに、国内外に長崎県の存在感を示していけるよう、「未来大国」をコンセプトにビジョンの策定を進めています。
今年は「子ども」「交流」「イノベーション」「食」の分野で新たな取り組みを進めていきます。
今回は「イノベーション」と「食」の分野について大石知事に話を伺います。
イノベーション分野の取り組み
大石知事「イノベーション分野では、スタートアップという起業を通して、誰もがチャレンジできる環境の実現に加えて、最先端のデジタル技術で地域課題を解決し、県民の皆様が豊かで快適な生活を送っている姿を目指していきたいと思っています」
「昨年の9月、長崎県で開催された第2回ドローンサミットでは、五島列島から長崎市内までの約100kmの区間で新鮮なままの鯖寿司をドローンで運搬するというドローン配送事業者のチャレンジが行われ、全国で初めて成功しました」
「今年は県内でドローンを活用する企業と操縦者を支援し、両者の出会いの後押しにより、県内産業の活性化に取り組んでいきたいと考えています」
食分野の取り組み
大石知事「長崎県には魚だけではなく、肉や野菜、お酒などの美味しいものがたくさんあります。長崎県の豊かな食材が国内だけではなく国外にも広がり、食べた方を笑顔にしたいと考えています」
「今年は、食と観光コンテンツを組み合わせたプロモーションや長崎の食を買ったり味わったりできるような場所づくりの検討を行う予定です」
スポーツイベントの開催
大石知事「7月には全国高校総体が長崎県を含めた北部九州4県を中心に開催されます。そして、9月にはシニア世代の総合スポーツ大会『日本スポーツマスターズ2024長崎大会』が長崎県で初めて県内10市町を会場に開催されます」
「来県される方を長崎県民の皆さんでおもてなしの心でまずお迎えをすること。競技はもちろん、その方々に長崎の魅力を存分に味わっていただきたいと思っています」
県民の皆さんへメッセージ
大石知事「長崎県はさまざまな課題を抱えていますが、長崎県が持つ多くの可能性に目を向けることも大切です。ビジョンに示す『未来大国』のコンセプトには明るい未来に向けて、県民の皆さんと一緒になって進んでいこうという思いを込めています。ぜひ皆さん一緒に踏み出していきましょう」
来週も見るシカない！
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・よかテレ
