【みジカなナガサキ】第20回 県内の窯業をサポートします!

みジカなナガサキ

【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】

長崎県の食卓用陶磁器の出荷額が全国2位というのをご存知でしたか?

カジュアルでデザイン性の高い波佐見焼や繊細な伝統技術を誇る三川内焼など県内の陶磁器は魅力的な作品ばかりですよね。

このような県内窯業の発展や振興を支援しているのが長崎県窯業技術センターです。

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長崎県窯業技術センターとは

窯業技術センターでは、企業との共同技術開発支援をはじめ、人材養成などの技術支援など、様々な取り組みを行っています。

例えば、新しい材料の開発や廃棄物のリサイクルをはじめ、県内で製造される陶磁器製品の品質や安全性を確保するために試験分析を行っています。

最近では、陶磁器だけではなくファインセラミックスにも力を入れていて、県内の企業と共同でファインセラミックス製のエアフィルターを開発しました。

光触媒を使用することで除菌効果や空気浄化等の機能を発揮します。

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センターを活用している人に話を聞いてみよう!

今回話を伺うのは、波佐見焼の素焼き前の生地を作っている双子の姉妹、裏邊彩子さんと惠さんです。

陶磁器の廃材を利用した建材「波佐見テラゾ」の開発にあたり、センターを利用したそうです。

[質問] 開発のきっかけを教えてください。

裏邊惠さん「波佐見焼では、たくさんの産業廃棄物が出ていて、焼いた後に捨てられる欠品を使って波佐見テラゾというものを開発しました。波佐見テラゾは現在、県内の商業施設や銀行の内装の一部に使用していただいています」

裏邊彩子さん「波佐見テラゾを作る際にこちらのセンターを利用させていただいております。センターは私たちが持っていない設備をたくさん持っているのが魅力的です」

裏邊彩子さん「また、知識が豊富な職員の皆さんのアドバイスをいただけることがすごくありがたいです」

裏邊惠さん「今後は波佐見テラゾの活動だけではなく、陶器を砕いた陶片のポテンシャルを上げるような活動をしていきたいと思っていて、こちらのセンターの方々と一緒に開発していけたらと思っています」

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陶磁器全般に関する勉強会も開催

センターでは開発や研究だけではなく、陶磁器全般に関する基礎的な勉強会も開催しています。

陶磁器勉強会は窯業における人材の育成と技術力向上のため、陶磁器企業の後継者や製造技術担当者などを対象に開催しています。

また、企業などからの要望に合わせた個別の技術研修も実施しています。

①参加者の感想「同じ業種で関わりがなかった人とのつながりができると思っている。窯業技術センターに相談しやすくなったところがポイントだと思う」

②参加者の感想「より陶磁器について専門的に学ぶことができました。これから働いている窯元の仕事に生かせるよう頑張ります」

窯業技術センターでは、日々新しい技術やアイディアが生まれているんですね。

今後も窯業の発展に注目するシカない!
シカだけに!笑

【みジカなナガサキ:関連リンク】
みジカなナガサキ(Instagram)
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
長崎県窯業技術センター(公式サイト)
長崎県窯業技術センター(Instagram)

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