長崎猫に会いたい!1日で何匹の猫に会えるのか数えてみた。

8.話題

長崎には猫がたくさんいます。
猫を見ない日はありません。
なかでも、尻尾の先が折れ曲がっていたり丸まったりした猫は尾曲がり猫と呼ばれ、長崎の猫の約8割を占めます。

それは、ねずみ駆除のために猫を乗せていた貿易船が関係しているとか。
海を渡って遥々長崎へ。
今では、すっかり長崎の顔です。

その尻尾に幸福を引っかけてきてくれるラッキー猫とも言われています。

住宅地だけでなく、観光地や繁華街など至るところで見かけるため、お散歩がてら数えてみました。長崎の暮らしに溶け込む “まち猫” たち。

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長崎猫に会えるお散歩ルート|ながさきはねこのまち

観光の合間に高確率で猫に出会えるルートを考えてみました。

いったい何匹の猫に出会えるのか!?

お昼過ぎに大浦天主堂下からスタートして、まずは、祈念坂を上がって大浦展望公園へ。

大浦展望公園のスヤスヤ猫

第一にゃんこ発見!!
ポカポカ陽気で気持ちよさそう。
すぐ後ろは南山手レストハウス(南山手乙27番館)。

高台で見晴らしも良いので、ゆっくりできます。
今日は1匹だけでしたが、日によってはもっとたくさんいることも。

比較的人間にも慣れているようで、割と接近しても動じない猫ちゃんが多いです。

グラバースカイロードの門番猫

斜行エレベーターの昇降口付近も猫スポット。
門番バリにいつもいます。

なかには耳がカットされた “さくら猫” ちゃんも。
これは、不妊手術を終えている印。

まちのひとたちに優しく見守られている地域猫です。

ウォーリーを探せ!ならぬ、長崎猫を探せ!!
なんとなく眺めていたら、見つけました。

どこにいるかわかりますか?

リンガー通りの猫はアピール上手

路地の猫。
足元にスリ寄ってきて、ゴロゴロと可愛いアピール。

そして、チラチラとこっちをみては撫でて欲しそうに見つめてくる。

さらに別の猫もキター!ゴロゴロアピールお前もか!
後ろに見えるのは杠葉病院本館。

一般公開はされていませんが、一際目を引く洋風建築です。

この流れでドンドン坂にも行ってみました。

写真集のロケ地などでも使われる異国情緒あふれる映えスポットですが、モデルになってくれる猫には会えず。

祈りの三角ゾーンと仲良さげな猫トリオ

祈りの三角ゾーンと呼ばれるスポット。

大浦天主堂、妙行寺、大浦諏訪神社、この、教会、寺、神社が接するのは全国的にも珍しいといいます。

長崎の文化を象徴するような場所です。

お寺や神社は定番の憩いの場。
妙行寺の境内では3匹の猫が仲良く遊んでいました。

大浦諏訪神社にも行ってみたのだけど、この日は空振りでした。

東山手でやっと見つけたひょっこり猫

場所を南山手から東山手に移し、オランダ坂を散策。

写真を撮るのが楽しいエリア。

東山手十二番館
東山手甲十三番館

しかし、猫がいない。いそうでいない!
ツキがないのか、時間帯が悪いのか。

経験上、このあたりでの遭遇率は低い気がします。

諦めて繁華街へ向かおうとオランダ坂を下りた道路脇にちょこんと顔を出す猫が!
置き物のように微動だにしない。

危うく気づかずに通り過ぎるところでした。

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大徳寺 梅ヶ枝焼餅老舗 菊水のおまんじゅう猫

大徳寺公園は子どもたちの元気な遊び声がこだまし、活気づいていました。

公園は、子どもたちの時間かなぁ…と諦めていたところ、17時で閉店した菊水の縁側に、西陽に照らされたおまんじゅうのような猫が。

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丸山公園の猫は今…

日本三大花街として栄え、坂本龍馬など幕末の志士も通ったとされる丸山地区。

いつもはたくさんの猫で賑わっているのですが、現在、夜間のライトアップ工事中。

1匹だけ確認できましたが、他はどこへ行っちゃったのでしょうか。

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崇福寺通りを闊歩する猫

前方から、こちらに歩いてくる猫。

特に気にする様子もなくすれ違い…

崇福寺の方へ。

どちらへ?と、声をかけたくなるくらい人間っぽい堂々とした歩き姿。
長崎では、商店街などもこんな感じで普通に猫が歩いています。

きっと自分のことを人間だと思っているに違いありません。

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寺町通りのお寺と猫

10以上のお寺が一列にたち並ぶ風情ある通りです。猫との遭遇率も高い!
時間的にも体力的にもひとつひとつ境内に立ち寄る余裕がなかったので、通りだけ歩きました。

人懐っこく、愛嬌たっぷりの猫。

めっちゃ寄ってくるので、近すぎて写真撮りづらいなかやっと撮れた一枚。
道ゆく人に可愛がられる人気者です。

こんなとこにも。
このまま暗い側溝に入って行ったんだけど、いったいどこにつながっているのかしら。

猫だけの秘密の道があるのでしょう。

アルコア中通りと看板猫

長崎で最も古い商店街。
中通り商店街をダッシュで駆け抜ける!
飼い猫みたいでしたが、楽しそうでほっこり。

看板猫がいるお店もあるので、猫ちゃん目当てに来る方も。
「お食事処かんざき」や「くろせ弘風堂」の猫ちゃんは、アイドル並みに有名です。

とはいえこの日はどちらも不在でした。
まちをパトロール中かな?

眼鏡橋と猫

眼鏡橋にいるシロとクロのまち猫です。
トレードマークは首のリボン。

みんなから名前を付けられて、いっぱい呼び名がありそう。

尾曲がり猫神社に参拝してきた

猫に関する支援活動も行っている尾曲がり猫神社。
しっかり参拝してきました。

さらに、みなさんも、長崎猫にたくさん会えますように。
と、おみくじと絵馬的なもの書いてきました。

猫グッズもたくさん販売されています。

長崎随一の歓楽街 思案橋・銅座と夜の猫

銅座の猫は、警戒心が強い猫が多くてすぐ逃げてしまいます。

睦の奥から顔を出していますが、この距離で逃げちゃう。

何度も撮り逃し、撮影に苦戦しましたが、確実にたくさんいます。

そんななか、カレー皿うどんで人気の「満福」の前にベッドを作って定位置にしている看板猫に会えました。

可愛い三毛猫です。
スヤスヤ気持ち良さそうに寝ていました。

箱から様子を伺う猫と好奇心旺盛に近づいてきた猫。
似ていますが、別の猫です。

本日最後の締めくくりとしては可愛すぎる猫。

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いったい何匹の長崎猫に会えたのか?ねこにあまいながさき

では、結果発表です。
いったい何匹の猫に会えたでしょうか?

撮影できたのは22匹!
4〜5匹撮り逃しました。

これは、私としては少ない印象。
ぜひまたリベンジしたい!

それでも、狙って行ったところは確実に会えましたし、偶然の出会いも楽しめました。

掲載写真の選定が一番大変だったかも。

子どもたちにも大人気で、あたりまえのように町に寄り添ってくれる長崎猫。

地域で優しく見守っていく裏には、それを支える人たちの姿も見え隠れします。
いろいろと問題も抱えていますが、お互い気持ちよく暮らせるまちでありたいです。

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その他の猫がいる長崎観光地はねこまち

割りかし何処にでもいる!
と言っても過言ではありませんが。

特におすすめのスポットをご紹介。

龍馬通り界隈

より暮らしに密着した風景に溶け込む坂のまち長崎らしい猫の姿があります。

狭い路地裏を縦横無尽に駆け巡り、寺町裏のお墓も猫の遊び場です。

平和公園(平和祈念像・平和の泉)

長崎猫は、平和公園周辺にもたくさんいます。

平和学習で滅入ってしまった時は、まったり癒してくれますよ。

出島 和蘭商館跡

遭遇率はそう高くありませんが、注意深くみていると、この辺りをテリトリーにした猫がいます。
猫ちゃんには、入場料とか関係ないですもんね。

※この記事は過去掲載分を再投稿したものです。

この記事を書いた人

長崎生まれ
広島大学で建築設計を学ぶ。
Berlin-Germanyを拠点とし、Wien〈ウィーン〉ではSHAREarchitects、Dresden(ドレスデン)AderArchitektenに勤務。
帰国後、こどもとのワークショップに力を注ぐ。

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