【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】
道路は日常生活や地域の活力を支える大切なインフラです。
県内でも人や物の流れを支える高規格道路の整備など、各地で道路網の整備が進められています。
高規格道路は、主要な都市間を効率的に結ぶ道路で、一般道路よりも高速かつ安全に移動できます。
県内では、長崎自動車道、西九州自動車道、島原道路、西彼杵道路などが高規格道路に該当します。
現在建設中の島原道路の整備状況を見てみましょう!
島原道路
こちらは島原道路の工事現場です。
島原道路は、南島原市と諫早市を結ぶ、長さおよそ50kmの自動車専用道路です。
南島原市深江町から諫早ICまでの所要時間が、整備前は90分かかっていたものが、全線完成すれば40分と大幅に短縮されます。
今回は島原市で行われている工事現場を訪れました。
Q.島原道路の整備状況について
長崎県 道路建設課 永田航哉さん「島原道路は、国と県で協力して整備を進めていて、これまでに5割が完成しています」
永田さん「現在は、県で島原市出平町から雲仙市吾妻町間を整備していて、諫早市森山町から小野町間を国が整備を進めています」
永田さん「すでに開通している区間では、所要時間の短縮や周辺道路の混雑緩和などの効果が表れていて、インターチェンジの周辺では、企業や商業施設の立地も決まっています」
Q.所要時間の短縮によって期待されること
永田さん「交流人口の拡大や農作物などの出荷先の拡大のほか、医療の面では、病院への救急搬送にかかる時間が短縮されることで、救命率の向上が期待されます。島原道路の完成を楽しみにしていてください!」
川棚町
県では、道路の改良や交通安全対策など、県民生活に密着した道路の整備も進めています。
川棚町の県道では、通学路の歩道の整備が行われました。
小学生の通学路として利用されるこちらの歩道は、以前は道幅が狭く、歩行者同士がすれ違う際に、車道にはみ出して通行することもあり、とても危険な状況でした。
歩道の幅を広げる工事が去年3月に完了し、地域住民や子どもたちが安全・安心に通行できるようになりました。
Q.歩道が整備されたことについて
川棚町立川棚小学校 太田雄三 校長「以前は通るときに車が近くて、子どもたちが怖い思いをしたのではないかと思いますが、今回の整備のおかげで、子どもたちはもちろんのこと、利用される地域の方々が安心して通れるようになったのではと思います」
県では他にも、老朽化する橋やトンネルなどの計画的な維持管理や、土砂崩れの危険性がある道路の斜面の工事など、安全・安心な地域づくりに向けて取り組んでいます。
道路整備によって、暮らしがどんどん快適になるとうれシカ~!
シカだけに!
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・よかテレ
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