長崎の「赤本」と言えば、受験用ではなく「おくんち」用!

お祭り

赤本と言えば・・・

全国的には、大学受験の過去問集を思い浮かべる方が多いでしょう。

高校の資料室や受験前の本屋さんなどでは、この赤本がずらーと並べられてますよね。

 

書影

画像引用:教学社ウェブサイト

 

一方、長崎で赤本と言えば・・・

ですが、長崎市内、特におくんちに関わっている踊町周辺で「赤本」と言えば、当然こっち!

 

赤本と言えばこっちでしょ!

 

赤本と言えば、その年の長崎くんちに関する情報が満載の「長崎くんちプログラム(200円)」のこと!

公式サイトを見てみると、「知る人ぞ知るベストセラー」とのこと。

 

この赤本にはこの年のおくんちで奉納する「踊町」の関係者全員が掲載されているので、そこをチェックしたい人が多いんです。

なぜ、チェックするかというと・・・それはおくんちの「御花」という文化が関係しています。一言でいうと、「ご祝儀」みたいなものですね。仕事の取引先や友人・知人がおくんちに出演するのにご祝儀を忘れちゃったらエライコッチャなわけです。きちんと漏れがないように御花の送り先を確認するために購入される方も多いようですね。

赤本が発売され始めると、いよいよだな~という空気になってきます。

 

浜の町の老舗書店「好文堂」でも当然購入できます

 

他にも、アミュプラザ内のメトロ書店や長崎商工会議所などで販売されています。

 

あと、面白いのが、この冊子の中に広告が掲載されてるんですが、これが踊町関係の老舗や有名どころばっかり。長崎オールスターズって感じで、広告を見てるだけでも楽しいですw

 

以上、赤本と言えば、長崎では受験用ではなく「おくんち用」だよ!っていう記事でした。

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