【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】
前回(第8回 災害に備えよう①)は、県が行っている防災・減災の取り組みを紹介しました。
今回は、家庭や地域で取り組むことができる防災対策を紹介します!
まずは、家庭でできる取り組みを見てみましょう。
家庭で取り組むことができる防災対策
①自宅周辺の危険箇所の確認
1つ目は、自宅周辺の危険箇所の確認です。
長崎県防災ポータルで、土砂災害の恐れがある土砂災害警戒区域と、河川の氾濫時に浸水する恐れがある洪水浸水想定区域を確認することができます。
災害時に安全なルートで避難できるように、自宅周辺の危険箇所を把握しておきましょう。
②非常用持ち出し袋や備蓄品の準備
2つ目は、非常用持ち出し袋や備蓄品の準備です。
非常用持ち出し袋には、飲料水や食料のほか、ヘルメットやライト、救急用品など、身の安全をサポートするアイテム、また、携帯ラジオなど情報収集に役立つものも入れておきましょう。
水や食料は最低3日分、できれば1週間分を備蓄しておくと安心です。備蓄品の賞味期限や使用期限は定期的に確認しましょう。
③地震への備え
3つ目は、地震への備えです。
地震による負傷の3割から5割は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。
天井と家具の間に突っ張り棒やL字型金具を設置したり、家具の底面に免震マットを設置したりして、家具を固定しましょう。
次は、地域で行われている防災活動を見てみましょう!
長与町で実施された総合防災訓練の様子
長与町で実施された総合防災訓練の様子を紹介します。
地域の消防団による救助訓練では、浸水した孤立地域を想定して、ボートでの救助が行われました。
また、住民による避難所の設置と運営の訓練や、炊き出しの訓練も行われました。
長与町 山口さん「今回は3つの防災訓練を実施しました」
山口さん「十分良くできた点・できなかった点があるかと思いますが、今後の訓練や災害対応に生かしたいと考えています」
山口さん「これから災害が起こりやすい季節になりますが、皆さんの備えが地域の防災力の向上につながりますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします」
参加者の感想
「難しい部分もあったので、そこは改善点として、今後の取り組みに生かしていきたいと思います」
「近所の顔見知りがいるので、その人たちと話をしながら、何かの時の役に立てばいいなと思いました」
「何年かに一度、こうして現実に近いような訓練をすることで、自分や地域の皆さんのためになると思うので、今後も続けていけたらなと思っております」
一人一人の取り組みが、やがてまち全体の防災につながります。
ここで一句!
「広げよう 防災意識と 共助の輪」
今回の内容は、全世帯広報誌「つたえる県ながさき」6月号の特集ページで詳しく紹介しています。
大雨や台風など災害の発生が予想される場合には、市や町から避難情報が発令されます。
発令されたら速やかに適切な避難行動がとれるように、日頃からシッカり備えておこう!
シカだけに!笑
【みジカなナガサキ】
・長崎県(広報テレビ番組)
・よかテレ
・長崎県防災ポータル