長崎に観光に来る方の多くは2泊3日が多いと思います。
2泊3日では周りきれない長崎の観光地ですが、
今年はすごく暑く日中に観光するのはかなり辛いです。
今回は暑くても日差しを避けながらまわることができる観光地を一日のタイムテーブルに沿って
ご紹介したいと思います。
夏の長崎を楽しむ!日本でここだけ体験できる旅
8:30
崇福寺の媽姐堂
長崎三福寺の一つ崇福寺。
江戸時代初期に創建された3つの唐寺を長崎三福寺(ながさきさんぷくじ)と呼ばれています。
崇福寺には海の神様である媽祖を祀る「媽祖堂(まそどう)」があり、航海安全の祈願や先祖供養を主とした唐寺です。
竜宮門を思わせる三門や珍異奇巧を極めている第一峰門は、国宝や重要文化財として登録されていて
長崎ならではの歴史を感じることができます。
朝一番にここでお詣りをして、旅の安全を祈りましょう。
移動方法:路面電車で崇福寺電停で下車
9:00
長崎が誇る純喫茶、珈琲冨士男
「沈黙」が映画化され、改めて作品が注目されている遠藤周作著「砂の城」の一節にとりあげられた経緯がある純喫茶です。
純喫茶を存分に味わえる内装と珈琲、そして朝ごはんにサンドイッチをいただきましょう。
おすすめはサンドイッチセットですが、モーニングもあります。
タマゴサンドやフルーツサンドが特におすすめです。
移動方法:徒歩5分
12:00
新・観光丸 長崎港めぐり
軍艦島ツアーもいいですが、夜に長崎の夜景を楽しむためにも
船から長崎市内を見ておくと、色々な角度で長崎の街を
見ることができます。
ツアーは1時間程度で軍艦島ツアーより短く
世界遺産の三菱造船所やソロバンドック、洋館のある山手地区を遠くに見ながら
愛称は「ヴィーナスウィング」という女神大橋を見ながら一周して
帰って来るルートです。
金額は大人¥2,000円です。
暑い時間には、心地よい海風の中、帆船に乗って、暑さをしのぎましょう。
13:00長崎港着
移動方法:徒歩30分 路面電車:思案橋電停乗車 大波止電停下車 20分程度
ここでお昼ご飯と移動をしましょう。
しっかりと中華街で長崎ちゃんぽんを食べたり、トルコライスを食べたりするのもおすすめですが
旅の疲れで食欲が落ちたりするので
そういう時は角煮まんじゅうや長崎人なら日頃から食べているぶたまんがあるので
食べ歩きも楽しみましょう。
食べることができる場所は
長崎駅のアミュプラザ長崎の一階に御土産ショップが並んでいます。
その中に「長崎ぶたまん桃太呂」と「岩崎本舗の長崎角煮まんじゅう」があります。
サイズはどちらも大きくないので食べやすいです。
移動方法:路面電車 大波止電停乗車 長崎駅前下車
15:30
長崎原爆資料館
平和記念公園もぜひ歩いて欲しいですが、ゆっくり影で休みながら公園を歩いてください。
長崎原爆資料館の中は被爆の惨状、原爆が投下されるに至った経過、平和希求など平和について考えることの大切さを学ぶことができます。
移動方法:路面電車 平和公園前下車 30分程度
18:00
長崎カステラを食べて休憩 カステラ元祖・松翁軒喫茶「セヴィリヤ」
長崎のお土産の定番カステラをお店で実際に食べることができます。
松翁軒本店の2階にある喫茶店「セヴィリア」。
レトロなデザインとこだわりの器なども見ることができ
カステラだけでなく長崎のお茶とのセットも楽しめます。
またミルクセーキもメニューにあるので、異国情緒溢れるお菓子で頭と体を休めましょう。
歩いて行ける範囲には眼鏡橋もあるので夜景を見に行く前に立ち寄ることもできます。
19:00
稲佐山山頂展望台
世界新三大夜景の一つ、他の街では味わえない夜景です。
長崎の夜景は稲佐山だけでなく鍋冠山など色々な方向から楽しむことができる
特別な街です。
横浜や神戸、函館なども綺麗ですが、違う方向から見ることができる街は
世界中探しても少ないです。
稲佐山展望台は360度景色を楽しめるので、夜景の前に夕日を見ることもでき
伊王島や軍艦島も見ることができます。
夏の時期は日没が19寺前後なので、それに合わせてロープーウェイで稲佐山展望台へ。
移動方法:無料循環バス ロープーウェイ乗り場 ロープーウェイで稲佐山展望台へ
22時まで運行している長崎ロープーウェイで稲佐山展望台へ登ることができます。
ロープーウェイ乗り場までは循環バスが走っているので、無料で長崎駅やANAホテルなどから
乗ることができます。
タクシーやバスもありますが、ロープーウェイから景色を見ながら、稲佐山展望台まで夜景を見ることができるので乗って見る価値があります。
今回のプランは、夏に合わせて移動にゆったりと時間を取っています。
本当に暑いので、熱中症対策はしっかりとして、無理せず長崎を楽しんでください。