【みジカなナガサキ】第18回 農業大学校で学ぼう!

みジカなナガサキ

【長崎の今をシカとご覧あれ!みジカなナガサキ】

長崎県の重要な産業のひとつが「農業」です。

自然豊かな環境の中で自分に合った経営ができて、工夫次第で十分な利益を得られるのが魅力です。

県内の新規就農者数も増加傾向にあります。

そんな農業を支える人材を育成するために設置しているのが、農業大学校です。

長崎県立農業大学校では、2年間、農業に関する専門的な知識や技術を学ぶことができます。

入学金や授業料は無料です。

諫早市にある園芸学科と島原市にある畜産学科の2つの学科があり、園芸学科は、野菜・花き・果樹の3つのコースに分かれています。

希望者は農業に必要な資格の取得にもチャレンジできますよ。

卒業後は、就農はもちろん、農協や農業法人、農業関連企業への就職も多いようです。

農大での学びの魅力を紹介していきます!

長崎県立農業大学校

園芸学科の学生に話を聞いてみましょう。

果樹コース1年生の中村さん

果樹コース1年生の中村さんは、祖父母が果樹を作る姿を見て「自分も果物を作ってみたい」と思い、農大に入学したそうです。

Q.現在学んでいることについて

果樹コース1年生 中村さん「現在は農業技術や基礎知識を学んでいます。桃、スモモ、ブルーベリーやブドウなどの収穫、出荷調整のやり方を学んでいます」

中村さん「農大で学んで分からないことも多くありますが、先輩方や先生の支えもあり、楽しく学ぶことができています」

Q.今後の目標について

中村さん「今後はイチジクが大好きなので、イチジクのプロジェクトや学校生活を通し、学んだことを将来に生かして頑張っていきたいと思います」

野菜コース2年生の前田さん

野菜コース2年生の前田さんは、イチゴ農家になるために農大を選んだそうです。

Q.現在学んでいることについて

野菜コース2年生 前田さん「私の家は農家ではありませんが、学校では先生方に気軽に質問できたり、農業の話をする仲間がたくさんいて、とても学びやすい環境です」

前田さん「今はイチゴの苗の大きさによる収量の違いを研究しています」

Q.今後の目標について

前田さん「今後は1人前のイチゴ農家になり、安全な農業・もうかる農業を実現させたいと思っています」

就農4年目の高木さん

続いては、卒業生に会いに島原市へ。

就農4年目の高木さんは、農大で野菜について学び、卒業後は実家を継いで専業農家になり、主にスイカやきゅうりを生産しています。

Q.農大に入学して良かったこと

高木さん「農大では各自で作物を管理するので、とても自主性が身に付きます。また、全寮制なので、今後一生付き合っていく農業仲間をつくることができます」

Q.今後の目標について

高木さん「まだまだ就農4年目なので、まずは自分がやるべきことをしっかりとやって、農業のスキルを上げていきたいです」

高木さん「そして、いつかは長崎県の農業を背負っていける人材になりたいです」

こうした若い担い手の存在が、長崎県の農業を支えているんですね。

ここで一句!

「農大で 耕す希望 育む未来」

農大オープンキャンパス

10月19日に農大オープンキャンパスが開催されます。

また、令和7年度入学生の願書受付は、推薦入学試験は9月2日から、一般入学試験は10月25日からスタートです。

詳しくはWEBサイトをご覧ください。

農業分野で活躍する人たちがどんどん増えてほシカ〜!
シカだけに!

【みジカなナガサキ】
長崎県(広報テレビ番組)
よかテレ
長崎県立農業大学校

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