【ミシュラン】お店から半径25㎞圏内の食材を使った長崎フレンチ「impeccable(アンペキャブル)」

Instagram「まいにちまぜごはん」で目分量でも美味しくできる「お米レシピ」や「長崎・諫早・大村のグルメ」を発信している、ハルです。

今回は、半径25ｋｍ圏内の地元食材を使った長崎フレンチを楽しめる「アンペキャブルimpeccable」をご紹介します。

ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版で一つ星に輝いたお店です。

その日その時にしか味わえない長崎フレンチを楽しめる！

シェフの大坪さんは「身土不二(しんどふじ)」を大切にしています。その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考えです。

提供する食材はお店から半径25㎞圏内のものだけ。

シェフが尊敬する長崎半島の漁師、農家、漁協、直売所、肉屋、魚屋に自ら赴き、対話をして仕入。その日その時に見聞きしたものを料理に表現しています。

それが大坪シェフが考える長崎ならではのおもてなし。アンペキャブルでしか味わえない長崎フレンチ！

今回は結婚記念日のお祝いということで、お昼の5500円のコースを頂きました。

イシガキダイの昆布締め柑橘の香り

ラデッシュの下にイシガキダイの昆布締めと皮、焼きナスをサンド。柑橘の香りが爽やか。

特に皮の美味しさに驚いた１品。

蕪のグリル柚子マスタードとともに

じっくり火を入れてトロトロの蕪と柚子マスタードがマッチしていて美味♪

カリフラワーのスープ

カリフラワーをブイヨンと煮込み、バターでシンプルに仕立ててるそうです。シンプルな調理法なのに、コクと旨味の深さに感動しました♪

泡でカリフラワーを表現しているところも素敵です。

太刀魚のラタトゥイユ

朝採りたての太刀魚は小さかったので、クルクル巻いてみたそう。小さくても、料理の仕方でご馳走になるんだなぁと感じました。

そして、ラタトゥイユと一緒に食べると本当に美味しい。

 ロールキャベツと肩ロースのグリル・菊芋のペースト添え

ロールキャベツはとろとろ、中には自家製のソーセージも入っていて、食べ応え十分。

肩ロースのグリルも火の通りが絶妙ですごく美味しかったです。

シルクスイートの焼き芋

ねっとりしたサツマイモにバターの風味が口福なデザート。人生一おいしい焼き芋。

自家製アイスと珈琲

自家製のアイスもコーヒーも最後の最後まで美味しく、大満足な記念日ランチでした。

長崎と料理を愛する素敵な大坪シェフ

アンペキャブルは大坪シェフが1人で切り盛りされており、お品書きがありません。

出来上がった料理を配膳する際に使っている食材の特徴や作り方などを説明してくれます。

「スゴイ食材＋スゴイ食材＋スゴイ食材＋＝スゴく美味しいわけじゃない」

素材本来の味を大事にしているからシンプルな味付け、そこにプロの技を加えると「スゴく美味しい」がうまれるんだよと語る大坪シェフ。

美しく美味しいものを食べるだけでなく、食材のルーツや生産者の思いをシェフと会話しながら、頂くフレンチは格別に美味しいです。シャイだけど打ち解けるととても楽しい大坪シェフとのおしゃべり。

それもアンペキャブルに行きたくなる理由の一つです。

フランスの食堂にいるような居心地が良い店内

店内もフランスの食堂に来たような、温かみがあるお洒落な雰囲気。

どこかに隠れミシュランがあるので、店内で探してみてください（笑）

作り手の情熱あふれるワインは是非おススメ

シェフがフランスや日本のワイナリーを訪ね、揃えた自慢のワイン。お料理に合わせてペアリングしてもらうのもおススメです。もちろんノンアルコールもありますよ♪

メニュー「昼夜 おまかせコース」

・昼  3500円 5500円
・夜  6000円 7000円 8000円

埋まっていることも多いので予約がおススメ。

店舗情報｜impeccable(アンペキャブル)

場所は長崎市鍛冶屋町。こちらの茶色の建物の2階です。

階段を昇ったらスグです。