壱岐では、島周辺はもちろん世界有数の漁場である玄界灘などで美味しい魚が豊富に穫れます。そのため壱岐島には沢山のお寿司屋さんがあり、どのお店もリーズナブルで新鮮な魚を楽しむことができます。
どのお店も個性があってどこに行こうかとても迷いましたが、今回お邪魔したお店は壱岐で最も老舗のお寿司屋さん「乃もと寿司」。郷ノ浦エリアの路地に入った所にあり、2代目の気さくな大将が営む一軒家のお店です。
大将は昭和21年生まれ。壱岐の魚に誇りをもっていて壱岐が大好きだとおっしゃっていました。地元のグルメイベントなどでは破格の値段でお寿司を提供することもあるなど、壱岐のため若い人のためにも力になろうとする優しい性格の方でした。老舗と聞いていたので頑固でぶっきらぼうで全く話をしてくれない方だったらどうしよう・・・と思っていましたが杞憂でしたw
さて、今回注文したのは、特上にぎり2600円。どれも壱岐で穫れたばかりのお魚。右下のアナゴだけはお隣の対馬産。ちなみにアナゴの生産量は長崎が一番なんですよ♪対馬のアナゴは有名ですよね。
上:左からぶり、ふぐ、壱岐牛、ヒラメのえんがわ
下:イカ、さざえ、あわび、対馬産アナゴ
いやーどれも美味しかった!
昔は壱岐牛のお寿司も食べられたのですが、今では色々とうるさくなって生で出せなくなってしまったのだとか。そのため今は壱岐牛のタタキをネタとしているそうです。生の壱岐牛を食べてみたかったですが、タタキも十分美味しい!
ヒラメのエンガワも♪一匹から取れる量が少ない部位のため、4人グループとかだと提供できないらしい。僕は一人で行ったのでラッキー♪
ちなみに、回転ずしで安く出されている「えんがわ」はヒラメのえんがわではなく、もっと大きめで安く手に入る輸入カレイとかが多いそうな。回転ずしのえんがわとは全くちがう食感と味です!
一つ残念だったのが、壱岐の一番の名産「ウニ」を食べられなかったこと!冬の間は禁漁中で、5月~9月にしか食べられないそうです泣。。玄界灘産のウニであれば出しているお店もあるそうですがせっかくなら壱岐産のウニが食べたいですよねぇ。また来ますので握ってください!!
お店の内装
1階はカウンター7席ほど。座敷が8名いけます。2階には大部屋があり16名ほどいけるということ。
1階カウンター
1階座敷席
1階のいけす
住所:壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦25-3
営業時間や定休日などはお電話でご確認ください