しとしと雨が降りしきる中、必死にGoogleMAPを頼りに私の新しい職場であるHafH Nagasaki SAIを目指した。
HafH-世界を旅して、働こう
https://hafh.com/jp/top/
寂しさと不安(ついでに愛しさと切なさと心強さ)、それらも一緒にバックパックに背負い、浜町アーケードを抜けるとそこにはベールにつつまれた3階建ての建物があった。
「ふぅ」
と深呼吸をひとつ。
中に入ると大工さんや電気屋さん、水道屋さんなど様々な職人さんが動き回っている。
(あ、あれ…?!大瀬良さんはどこだ?)
そう、私は六本木のオフィスで先述のRyo氏にこう言われていた。
「あっ、長崎行ったらSeraさんっていう支配人がいるからその人を頼りに行ってね〜!」
「ちなみにSeraさんは俺の母だからね」
と。
…せ、せらさん!
なんだかとてつもない人そうだな!
と勝手にイメージを膨らませていると、職人さんが2Fにいるよと教えてくれた。
「こ、こんにちは!初めましてオーセです!」
と挨拶をするとニコニコ笑顔のSeraさんが居た。
「あー!オーセさん!本物だぁ!宜しくね!」
(ううぅ…、なんて良い人なんだ!俺はここ長崎で安心してやっていけそうだ!!涙)
と、勝手にイメージしていた渡る世間は鬼ばかりの泉ピン子像を払拭した。
ちなみにSeraさんは本当の息子のように、我々メンズ勢を可愛がってくれるし、本当の息子のように、
「ちゃんと飯食わんばね!」
「おい、オーセ!説教だ〜!!」
と時には叱咤してくれる。
私もそんなSeraさんを母のように慕い、愛情を込めて
「ママ!」
と呼んでいる。
ああ、僕はみんなに支えられているなぁ!
次回、
「オーセ、長崎県民と初めてのふれ合い! 〜HafH編第2章〜 」