【五島列島】久賀島(ひさかじま)の集落

お役立ち

久賀島は、長崎県の五島列島の一つの島で、馬ていのような形をした独特な形をしています。
平成23年9月に久賀島全域が「国の重要文化的景観に」選定されました。

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「五島崩れ」発端の島

大村藩の移住政策で外海からやって来た潜伏キリシタンが住んでいました。
明治時代、大浦天主堂での「信徒発見」をきっかけに、キリシタンの信仰組織(集落)が大規模に摘発されたのが「崩れ」です。
その「崩れ」は、五島全土にも広がり、「五島崩れ」が始まった最初の地が「久賀島」です。
約200人のキリシタンが「牢屋の窄」に検挙され、43人が命を落としました。

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長崎の教会群とキリスト教関連遺産

旧五輪教会堂

禁教令から逃れ、五島に移住してきた信徒たちは信仰を守り続け、明治初めの厳しい弾圧の後、信仰を許された信徒たちはこの地に教会を建てました。

旧五輪教会堂
住所:五島市蕨町993−11
拝観可能時間:9:00~17:00(地元信者の方が9:00~16:00の間対応 ※月曜除く)
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見逃せないスポット3選

構成遺産候補にはなっていないけど、まだ見逃せないスポットがあるんです!
旧五輪教会堂度合わせて、この3つのスポットも訪れてみてください。

1.牢屋の窄殉教記念教会堂

全島のキリシタン約200人が、わずか12畳ほどの狭い牢に捕らえられ、苦しい拷問を受けました。信徒たちは、やがて飢えや病、拷問のために39名が死亡し、8ヶ月にわたりこの状況を耐えしのだ後、解放されましたが出牢後3名が死亡し、計42名が命を落としました。

1969年3月、九州電力発電所の建物を利用し殉教者顕彰のための聖堂が創設されました。
その後1984年に、実際に牢屋があった場所に記念聖堂が建立され、殉教記念碑が建てられました。教会の内部は、床のじゅうたんが色分けされ、当時の牢の広さが一目でわかるようになっています。

牢屋の窄殉教記念教会堂
住所:五島市久賀町大開
拝観可能時間:9:00~17:00

2.浜脇教会

1881年に久賀島で最初の教会として建立されたのが〈浜脇教会〉です。
この教会で信徒たちは50年にわたり信仰を行いましたが、木造の教会は潮風にさらされて痛みが激しく、また増え続ける信徒の数に対応できなくなり1931年、五島初の鉄筋コンクリート造りの教会に建て替えられました。

浜脇教会
住所:五島市田ノ浦町263
拝観可能時間:9:00~17:00

3.折紙展望台

島民が手作りした展望台です。
山頂にあり、久賀島の景色が360度パノラマビューで見渡せる絶景スポット!

折紙展望台
住所:五島市蕨町
TEL:0959-72-6111 (五島市役所)
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