【潜伏キリシタン集落】外海の大野集落と大野教会堂

2.観光

大野地区は、西彼杵半島のほぼ中央にある大野岳のふもとに位置し、出津地区に近い場所にあります。
キリスト教が禁止されていた時代、密ひそかに信仰を続けていた潜伏キリシタンの集落でした。

外海の出津集落についてはこちら

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国指定重要文化財

大野教会堂

大野集落の潜伏キリシタンは、外海の出津集落ある出津教会堂へと通っていましたが、1893年にド・ロ神父が、信徒のために大野教会堂を設計。
私財を投じて、26戸の信徒と力を合わせ、自然石を用いた「ド・ロ壁」と呼ばれるド・ロ神父独特の工法で石造りの教会を建てました。
2008年に国の重要文化財に指定されています。

【ド・ロ神父】
「マルク・マリー・ド・ロ」は、パリ外国宣教会の宣教師。1868年 、布教のためプチジャン神父と共に長崎に上陸し、大浦天主堂にて石版による教理書の印刷などを行った。
1879年から外海地区一帯の主任司祭として赴任、救助院の設立など様々な福祉活動を行い、外海の人々を救いました。
大野教会堂
住所:長崎市下大野町2619
TEL:095-823-7650 (長崎の教会群インフォンメーションセンター)
見学時間 :9:00~17:00 ※要予約
アクセス:長崎バス「大野バス停」から徒歩10分
JR「長崎駅」から車で約80分。※大野町駐車場(長崎市大野町16)利用可。
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おすすめスポット

大中尾棚田(オオナカオタナダ)

戦国時代から江戸時代にかけて開拓された棚田で、旧外海町の山間に位置します。
1999年7月に農水省が認定した「日本の棚田百選」に選ばれた大中尾棚田。
田植え体験や稲刈りなどの体験ができたり、秋になると「案山子コンテスト」や、10月下旬に催される「大中尾棚田火祭り」はとても美しく幻想的ですよ。

大中尾棚田
住所:長崎市神浦下大中尾町
TEL:0959-24-0211 (外海行政センター)
アクセス:JR「長崎駅」から車で約70分。
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