サルヴァドール・ダリの故郷フィゲラス

ここフィゲラスは、シュールレアリスム(超現実主義)の画家として有名なサルヴァドール・ダリの故郷。
あの奇人がどのようなところで育ったのか、実に興味をそそられる目

ただの田舎町だが。

Extérieur du musée Salvator Dali à Figueras 作成者: MangAllyPop@ER

駅から10分ほど歩くと、廃墟だった市民劇場を再生してつくられたダリ劇場美術館がある。

屋根には大きな卵。
壁には整然と並ぶパン。
意味がわからない。
だけど、とても愉快だ。

ダリはとことんアートに生きた人だと思う。
そして、自分自身もアートになろうとした。

建築はデザインであるべきだと考える以上、この建築はアート作品そのもの。

「アートとデザインはどう違うのかはてなマーク」

以前、そのような討論をしたことがある。
私は、そこに機能や実用性、目的が伴うとデザインと呼ばれるのではないかと考えた。
そう考えると、建築には、ある種の説得力が必要だ。
建築家はデザイナーであり、アーティストではない。

では、このメイ・ウエストの部屋はどうだろう。
なんかもう、デザインでもアートでもどちらでもよい。
デザイナンする上で、無視できないものはたくさんある。
そもそも目的があるのだから多くの 制限に縛られている。
目的を達成し、他者を納得させることが前提。

だけど、アートの中からデザインが生まれることも、デザインの中からアートが生まれるこ とも多々あるのだと実感。
私は機能から攻めていくデザインを得意とするため、このアート要素がうらやましい。

これっておもしろいの?
を忘れずに、常に意識していきたいと感じたダリ劇場美術館だった。

街ノート
FIGUERAS:サルヴァドール・ダリの故郷
滞在期間:2009年10月06日
訪れた主な建築:ダリ劇場美術館
アクセス:バルセロナ・サンツ駅から列車で約1時間半~2時間
URL : https://exhibitions.salvador-dali.org/en/salvador-dali-apprentice-painter/

ミュージアムのサイトからバーチャルツアーができます。
https://www.salvador-dali.org/en/museums/dali-theatre-museum-in-figueres/visita-virtual/

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