【2023年】精霊流しを見るなら4つのスポットがおすすめ!交通規制もチェックすべし【8月15日】

お祭り

毎年8月には長崎のお盆・伝統行事「精霊流し(読み方:しょうろうながし)」が行われます。

長崎県内では15日の夕方になると、どこからともなく爆竹が鳴り響き、「ちゃこん、ちゃこん」という鐘の音、「ドーイ、ドーイ」という低い声が聞こえてきます。

亡くなった人の家などから出発し、17時ごろから21時(予定)まで行われるんですが、雨天決行です。ゴールは長崎駅の裏のほうに「流し場」が用意されているので、そこを目指してみんな歩いていきます。

子どもの頃はちょっと怖かった精霊流しですが、大人になると爆竹が鳴らないと落ち着かなくなりました(笑)

観光客もわざわざ見に来る精霊流しですが、どのスポットならじっくり見れるでしょうか?今回は精霊流しを見るための「おすすめスポット」「見る時の注意点」「交通規制」などについてご紹介しますね!

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精霊流しを見るならこの4つのスポットがおすすめ

①浜の町アーケード路面電車の通り

精霊船は崇福寺の方から歩いてくるのですが、これに合わせて路面電車は17時頃、「崇福寺」~「新地中華街」まで運休してしまいます。(赤迫方面からの電車は、新地中華街電停で折り返し運転です。)

この観光通りが封鎖されるのは精霊流しのときだけで、路面電車が通らないというのは中々レアな光景です。珍しいので、結構面白い景色ではないでしょうか^^

観光通りは比較的広いエリアで、遠目からも精霊船を見ることができますよ!広くて見やすいので、ファミリー向けって感じです。

しかもこの観光通りの付近は、とっても賑やかになります。その理由は、みんな早めに精霊船を流し終えたいので、16時頃からチラホラ始めて、ちょうどこの辺りで順番待ちによる大行列が起きてしまうからです。

待っている間に船を流す人たちが、暇つぶしに花火をばんばんやり始めます。
※もちろん、爆竹も!笑

②旧 県庁坂

長崎の精霊流し

旧 県庁坂も観光通りと同じくらい混んでいて、テンションが上がった人たちがここぞとばかりに花火や爆竹に火を付けます。テレビにもよく映るのがこの旧 県庁坂で、警備員や観光客もいっぱいです。船を流している人たちに混ざって、観光客も普通に歩いちゃってるくらいです。

報道陣が多く混雑するスポットなので、小さい子どもが歩くのは少しツラいかもしれませんね。もしかしたら一番激しく爆竹などが鳴っている気がするので、混雑している感じを味わいたい人向けです。

③夢彩都前

長崎の精霊流し

夢彩都まで来ると、精霊船はだいぶ少なくなります。盛り上がるのは夜ですかねぇ。ちょっと歩けば海岸ですし、長崎港の夜景も見れて雰囲気がいいので、カップル向けですよ!

長崎の精霊流し

ちなみにここは写真の奥に見えるように、警察車両でバリケードされたりもします。普段こんな光景見ないので不思議ですが、夢彩都前で精霊流しを見るのも面白いですね♪

夢彩都を過ぎれば、後は消化試合って感じで観光客もほとんどいません。花火もあまりやってないので、ここで使い切ることが多いのかもしれません。

④流し場

流し場とは、最後に精霊船を解体するところです。ここで船をひたすら壊しまくります。「流し場」っていうくらいですから、はるか昔は精霊船は海に流されていました。

しかし、流された船の事故や環境問題から、長崎市では明治4年に流すことを禁止に。

さっきまでしんみりしていたのに、ここでは気持ちいいくらい船を破壊してしまいます。ひとつの船を壊すのに2~3分くらいでしょうか。その光景は儚さの欠けらもありません(笑)

精霊船って親戚とか町の人たちがお盆を返上して、数日から1週間以上かけて作るんですよね。それを2~3分で跡形もなくしてしまうなんて・・・。

あ、そうそう、ここは解体をするために重機などもあります。あまり近くには寄らないでくださいね。混雑しているし、子供を連れて行ったりもしない方がいいですよ!とても危険です。

あとは諏訪神社から市役所の前を通り、市立図書館から坂を下って、五島町で合流してくる精霊船もあります。この合流するところも混雑してしまうエリアです。

おすすめスポットは以上です^^

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精霊流しを見学するときの注意!

長崎の精霊流し

1.耳栓必須

精霊流しをじっくり見るなら「耳栓」が必須です。100均・スーパーにも売っていますが、売り切れることもあるかもしれないので、事前に買っておきましょう!

県庁坂の近くのコンビニなどは、「耳栓あります!」とお知らせを貼ってることもありますよ^^

もしも耳栓が売ってなかったら⁈

だから早く買っておきましょうと言ったのに・・・。まぁでも忘れちゃったり、買い逃してしまったら仕方ありません。身近にあるティッシュで耳栓の代用ができます。くるくる丸めてください。

あら、とっても簡単ばい!これで精霊流しを見る準備はオッケーですね♪

おっと、でもでも精霊船を見つめ過ぎないようにしてください。火傷してしまったり、怪我をしてしまうこともあります。

2.爆竹や花火が飛んで来るかも⁈

うーん、さすがに見ている人に向かって投げつけたりはしないですが、まれに花火や爆竹が近くに飛んでくることもあります。万が一、洋服に当たってしまうことも考えてくださいね。

お子さんとかの顔に当たったり目に入ったりしないよう、気を付けててあげてください。

3.通行止めに注意です!

精霊流しを行うスポットでは、夕方から交通規制が始まります。少し離れたところに車を停めようと考えている人や、用事があって車に乗る人は時間帯や場所を確認しておいてください。

4.長いズボンを履きましょう!

爆竹が自分の足元に飛んでくる可能性があるので、素肌が見えないような服装(特に足)で爆竹をガードしたほうが無難です。できれば長ズボン着用がいいかもしれません。

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2023年 精霊流しに伴う交通規制について

精霊流しに伴う交通規制 – 長崎警察
※詳細は県警サイトから

【長崎バス】精霊流しに伴う運行経路の変更について
※詳細は公式サイトから

 

主な交通規制(17時から行事終了まで)

①崇福寺入口
②春雨交差点
③大波止交差点
④興善町交差点(長崎市立図書館の前)
⑤五島町交差点
⑥長崎駅前南口交差点
⑦旭大橋東口交差点
⑧旭大橋下交差点

長崎市中心部のココは注意!

歩行者通行禁止 17:00~終了まで
ドラゴンプロムナードから旭大橋下までの海岸歩道

車両通行禁止 17:00~終了まで
東山手地区

以上、精霊流しを見るためのおすすめスポットなどをご紹介してきました!

今年の夏も長崎人らしくお盆を過ごしましょう!

 

【参考記事】
▶長崎の伝統行事「精霊流し」の歴史や風景を紹介します!
https://nagasaki-search.com/2911/

この記事を書いた人
ながさーち編集部

ながさーち編集部ですニャ。長﨑ネコのように、長崎県内を自由奔放に駆け巡り、面白いことを見つけていきますニャ♪

長﨑ネコネットワークを駆使して情報収集しておりますが、ネコの出入り禁止の所もあるようですので、楽しい情報・価値ある情報をお持ちの方は教えていただけるとありがたいですニャ!

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