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【初心者でもわかる!長崎くんち入門①】小屋入りとは?

 2017/05/18 イベント エリア トピック 中心部 観光 長崎市 この記事は約 7 分で読めます。

写真は去年の踊り町:油屋町

みなさんはじめまして!

おくんち大好き、ながさーちライターのさおりです。

 

一年がおくんちを中心に回っているといっても過言ではないくらいおくんちが大好きで、たまにドライブのBGMにシャギリの音をかけたりしています。おかげでシャギリの幻聴がたまに聞こえるようになりました。
※シャギリ=おはやしのこと(これも頻出ワード!)

 

先日おくんちが大好きすぎるとながさーち編集長に豪語していたら「じゃあ、おくんちまでの間、くんち初心者にもおくんちの魅力がわかるように記事を書いてよ」と言われてしまいました(なんと無茶振りを!)。

 

ということで、さぐりさぐりですが今回より長崎くんちにまつわる行事や歴史、当日の楽しみ方、見どころ等について、くんち初心者にもわかりやす〜く紹介する連載をスタートします!!

そして、きちんとお伝えするためにも、くんち塾の松尾小太郎大先生に監修をお願いしとります。もっとマニアックに笑、くんちを知りたい方はくんち塾HPもチェックしてみてくださいね♪

 

 

今回は第1回目ということで、6月1日に行われる「小屋入り」についてお話していきま〜す。よろしくどうぞ!

 

そもそも小屋入りってなに?



長崎くんちというと10月7日〜9日に行われる秋のお祭りということはご存知の方も多いと思いますが、実はこの日を迎えるまでに様々な行事があるんです!

 

そのいっちばーん最初の行事が6月1日に行われる「小屋入り」。

簡単に言うと「今日から本格的におくんちの稽古を始めますよ。順調に稽古ができるように、そしておくんち本番に無事奉納の大役を果たせますようによろしくお願いします!」と今年の踊町の関係者全員で神社に参拝して祈願する行事です。

 

小屋入りの日は、まちのあちこちからシャギリの音が聞こえてきますが、これを聞くと「今年のくんちもいよいよ始まるバイ!」とくんち馬鹿の心に火がつき一日中ソワソワしてます、、、。

 

ちなみに、昔は稽古のための小屋を建てて身を清めて稽古に専念したことから「小屋入り」と呼ばれるようになったそう!

 

小屋入りの楽しみ方

見どころ満載!小屋入りのざっくりタイムスケジュール

さて、そんなおくんちの稽古の始まりをお知らせする小屋入りの楽しみ方ですが、実は朝から夕方まで様々な行事があって見どころ満載です!一日のタイムスケジュールと内容はざっとこんな感じ。

 

早朝(一番太鼓)→ 午前8時〜 清祓い → 午後2時頃〜 打ち込み

 

・早朝(各踊町午前6時前後) 一番太鼓

小屋入り当日は、午前8時から各踊町が順番に諏訪神社で清祓いを受けます。各踊町はそれぞれ諏訪神社に到着しなければならない時間から逆算して町ごとに集合時間を決めるのですがその2時間程度前に「もうすぐ出発しますよ、そろそろ準備してくださいー!」とシャギリ方が演奏しながら町内を回ります。

ちなみに、一番というからには二番太鼓というのもあり、こちらは「集合して下さい、まもなく出発しますよー!」という合図になります。

早朝に聞くシャギリの音はなんとなく身が引き締まるというか、まち全体にこれからくんちに向けて頑張っていきましょう!という高揚感と緊張感を感じさせてくれます。

 

 

・午前8時〜 諏訪神社、八坂神社にて清祓い(きよはらい)

各踊町は、それぞれの町から諏訪神社へ向かいこれから始まる稽古を無事できるように、そしておくんち本番に奉納の大役をきちんと果たせるように清祓いをしてもらいます。

諏訪神社に参拝した後は、おくんち中日の奉納踊が行われる八坂神社へ向かい参拝します。(諏訪神社の参拝後に伊勢宮神社でも参拝する町が多いんですが、これは昭和59年まで伊勢宮神社でも奉納踊が行われていたからなんです!)

 

・午後2時頃〜6時頃まで 打ち込み

諏訪神社、八坂神社への参拝が終わると午後からは打ち込み。打ち込みとは、踊町の関係先(今年の年番町や踊町など)に「今年のおくんちで奉納いたします、どうぞよろしくお願いします!」とご挨拶をすること。打ち込みでは、それぞれの関係者が挨拶をし囃子のある町は囃子を披露します。

 

おくんちの時は子どもが囃子方として出演しますが、子どもたちが囃子を練習するのは小屋入りを過ぎてから。6月1日前に聞こえる太鼓や鐘の音は、大人たちが小屋入りの日のために練習している音だったんですね〜。

打ち込みは町々によりますがだいたい午後6時頃まで続きます。

朝から夕方までめじろおしですね〜。

 

どこで見れるの?いつ見れるの?

じゃあ、実際どこでみ見れるの?となると思いますが、清祓いをする諏訪神社、八坂神社、そして打ち込みも自由に見ることができちゃいます!(※ただし、清祓いを行う本殿には踊町関係者しか入れません)

 

写真を撮るならオススメは、長坂!

写真ではわかりにくいですが、町内の関係者全員が一列に連なって長坂をのぼってくる光景は圧巻です!

 

当日の諏訪神社での清祓いの順番はこちらを参考にしてみてください!

 

【平成29年長崎くんち小屋入りについて】

http://nagasaki-kunchi.com/2017koyairi.pdf

 

雨の場合は?

基本的には小雨であれば小屋入りは行われます!

ただし雨が激しい場合は清祓いだけになったり、挨拶だけになる場合があるのでご注意ください〜。

個人的オススメの見どころ3選!

ここらは、個人的にオススメの見どころをご紹介!

見どころ①シャギリの音色の違いを楽しむ



見どころというより聞きどころ?ですが、実はシャギリには曲があるって知ってましたか??

通常、行列をなして歩いている時は「道中(どうちゅう)」という曲を演奏しますが、神社の境内に入ると「諏訪入り」といって少し曲調が変わります。感覚的にはちょっと調が高くなる感じ。「諏訪入り(すわいり、すわい)」は各神社に入るときにしか聞けませんので、ぜひ曲の変わり目に注目してみて下さい!

 

見どころ②各踊町の囃子の違いを楽しむ



お囃子は、各踊町の演し物によってリズムや使う楽器もバラバラ!

踊町によって、「和」のリズムだったり「華」のリズムだったり、まさに異国情緒たっぷりの空気が流れます。

 

おくんち玄人は、音色と音のくる方角から「お!○○町は今あの辺におるばいね〜」と推測します。みなさんも小屋入り当日は「音」に注目して耳を傾けてみて下さい!

 

見どころ③まちなかを行き交う踊町関係者の行列



小屋入りの際、町内の関係者が行列を組んでまちなかを歩きますが、実は、この行列にもちゃんと順番があります!

 

前から、下のような順番で行列を組んで歩きます。

<行列>

町旗ー会長ー幹部役員ー踊関係者ー傘鉾持ちー役員ー一般町民ーシャギリ

 

町旗は、本番の傘鉾の代わりで各町のプラカード的な役割を果たしています。

神の依り代とも言われているので、町旗は決して地面にはつけず丁寧に扱われます。

行列をなしてまちなかを歩いている姿をみると、町の活気を感じます♬

まとめ

さあ、今回は小屋入りについてざっくりと解説していきましたがいかがだったでしょうか〜?

 

稽古初めの小屋入り!

みなさんも実際に見てみてはいかがでしょうか〜??

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さおり@くんちライター

さおり@くんちライター

長崎市在住のくんち馬鹿!シャギリはココロのBGM。
監修/長崎くんち塾:松尾小太郎さん

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